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さんま焼き定食と焼きそば
恐らく平成生まれの方はこのお店は気に入らないかもしれません。
あまり綺麗ではありません。日本人客が集まる喫煙テーブルコーナーはタバコの煙がモクモク。日本の黄ばんだ古い漫画や雑誌なども置いてあります。
料理が特別おいしいわけでもありません。ですが500~600円でお腹いっぱい。昭和時代の東京の下町にはこの手のお店がたくさんありました。

アクセス

Yamazakiのグーグルマップ位置
場所はマニラのリトル東京の一角。マニラ市内ならタクシーで『リトル東京』あるいは『マカティシネマスクエア』と言えば連れて行ってもらえます。徒歩ですとマカティのグリーンベルトのAGニューワールドホテル前出口から10分から15分程度。

所在地: Little Tokyo, Chino Roces Ave, Legazpi Village, Makati, 1200 Metro Manila
電話: (02) 893 2163
営業時間:10時~22時(基本無休)
リトル東京の鳥居

リトル東京にはふたつの鳥居があり、マカティ寄りの鳥居のすぐ横にYamazakiがあります。鳥居内と周辺には日本レストラン、雑貨店、居酒屋、サウナなど日本系のお店が密集しております。写真はYamazakiから遠いほうの鳥居ですが、もうひとつの鳥居とは通路を挟んでつながっています。

Yamazaki正面
Yamazaki正面。隣にサウナ富士が見えます。前から見るとかなりボロく、入るのを躊躇するかもしれませんが(実は私も長い間そうでした)、店内はまあまあです。

店内

食料品コーナー

Yamazakiの食品売り場
正面玄関の中を入ると日本食料品コーナーがあります。コンビニの半分くらいのスペースに日本製の食品類がびっしり並べられています。置かれている品物はほとんど日本のメーカーのもののように見えました。
隣りのお風呂屋さん(サウナ富士)で一風呂浴びて山崎食事コーナーでごはんを食べて、食品コーナーで食材などを買って、帰るというパターンもありますね。
陳列されている酵母パン
食料品コーナーでは酵母パンも販売されておりました。1個85ペソ(178円)ですのでかなり割高です。ただ大手メーカーのめんつゆが158ペソで売っていたので、のちほど同じメーカー、同じ製品、同じサイズをフィリピンの最大手スーパーロビンソンでチェックすると178ペソでした。日本製品ならたぶんYamazakiさんのほうが全体的に安いのでしょう。

禁煙食事コーナー

食料品店の隣が禁煙コーナーです。地元フィリピン人たちで大賑わいでした。テーブル待ちの客も2家族ほどおり、かなりの人気に見えました。客の中に日本人はいなかったと思います。
山崎禁煙席

喫煙食事コーナー

山崎喫煙席
正面玄関から入り左に曲がり禁煙コーナーを横目に進むと喫煙食事部屋があります。日本人のたまり場です。時間は午後1時過ぎ。
中に入ると日本人でおひとり様客がほとんとでした。あとはフィリピン人女性と日本人のカップルが2組。合計で10名くらい。料理の待ち時間に日本の番組のケーブルテレビを見る人、備え付けてある漫画を読む人、スマホを見る人など様々です。

注文した料理

さんま定食と焼きそば
注文したのはさんま焼き定食と焼きそば。さんま定食はさんま焼き1本と小鉢の豆腐、小鉢の鶏肉と大根、人参の煮物、たくわん2切れ、味噌汁とご飯のセットです。ご飯が大盛りっぽい量です。さんまは少し痩せていましたが普通に美味しいかったです。
味噌汁もちゃんとだしが取れていました。牛丼屋の大量生産、粉末生産的味ではないです。全体的に特別おいしいとは思いませんが、私的及第点ラインは軽くクリアしています。値段は258ペソ(約560円)。
焼きそばは肉とキャベツがふんだんに入っています。麺もボリュームがありました。味はくせのあるソースが強いですね。昭和の安物焼きそば屋さんの味に近いです。日本のお店で出てくる標準的な焼きそばよりは味付けがだいぶ劣ります。

さんま定食が想像より量が多かったので焼きそばまで平らげるのにちょっと苦労しました。焼きそばなしで十分いけます。

ポジティブな感想

明朗会計なのがいい

Yamazakiさんは今回が初めて。さんま定食258ペソと焼きそば182ペソで合計440ペソ(968円)。支払ったお金もメニューに書かれている価格そのままの合計440ペソ。
258と182で合計440ペソと書かれたYamazakiの伝票
これが最近フィリピンに進出してきた企業系のレストランやラーメン屋さんなどの計算方式ですと12%の外税と10%のサービス税がついて537ペソ(1,181円)まで膨れ上がります。
今年マニラの超有名日本ラーメン店で食べた時にとなりのカウンターに座っていた中華系の一人客が伝票をまじまじと訝しげに眺めていた事を記憶しております。
フィリピンの飲食店は基本内税です。マクドナルドもスターバックスもジョリビーも内税です。サービスチャージもありません。日本でも同じですね。
でも私が知る限りフィリピンに展開する日本食品関連企業だけが内税とサービス料金を加算していきます。怪しげに思うのは隣に座った客だけではないでしょう。
メニュー表記の金額がそのまま支払額となるYamazakiさんでは自然な支払い感覚に戻れます。ちなみにフィリピンに進出するダイソーさんも内税方式です。

安いからいい

Yamazakiは238ペソ(約520円)のセットがメインです。トンカツ定食、ハンバーグ定食、半チャンラーメン餃子定食、生姜焼き定食、チャーハンと野菜炒め+餃子定食のほかずらーっと並びます。
基本単価238ペソの定食屋なのでしょう。
これが企業系のレストランやラーメン屋などでは飲み物なしで1食1,000円から1,500円くらいは覚悟しておかなければなりません。韓国の料理屋さんでも700~900円はします。
量が多くて吉野家おしんこセットくらいの金額。ありがたいです。

気楽なのがいい

Yamazakiさんは無料の冷茶を出してくれます。そして何も言わなくても少なくなれば継ぎ足してくれます。2回継いでくれました。気楽で心地いいです。(残念ながら麦茶パックの味でしたが、無料ですので文句は言えません。)
日本人のたまり場コーナーは1人客が多かったです。テーブルも家族用ではなく2名客用がメインです。日本の牛丼屋やラーメン屋のようなおひとり様ウェルカムの雰囲気をかもしだすお店はありがたいです。
フィリピンでは家族単位など複数人数での食事が基本ですので、レストランに一人で入るとあまり居心地がよくないです。マクドナルドに入っても一人客はいつも私一人です。ジロジロ見られる時もあります。

ネガティブな感想

お店に置いてある古漫画
日本人女性は雰囲気が合わないかもしれません。特に若い女性。独身男性臭、オヤジ臭がただよっています。お店も近年の綺麗な店に比べると見劣りますし、特別な日本料理があるわけでもありません。
気軽に安い金額でお腹が膨れて、そこそこおいしい日本料理を楽しみたいと人には非常に都合がいいです。私にはぴったりですのでこれからも通います。

再訪

前回の訪問から2週間後にYamazakiさんを再訪します。注文したメニューはタンメンとチャーハン。
タンメンは肉と野菜がふんだんに入っており麺も2玉分くらいあります。かなりのボリュームですがスープが薄い。
チャーハンはべちょべちょ。雑炊をチャーハンの形にしたようなもの。こちらは人に勧められません。
前回の焼きそばと合わせて中華系料理3連敗。
生姜焼き、ハンバーク定食、カレーライスなどは他のお客さんたちの評判はいいです。焼き魚か洋食系が無難なお店かもしれません。リトル東京でラーメン系をお探しなら新宿ラーメンの五目そばがおすすめです。

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