マニラから一番近いパラダイスリゾート・プエルトガレラの旅

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ビーチの砂彫刻の前で記念写真を撮る団体の人たち
マニラからバスと船で4時間という手軽な場所に位置するプエルトガレラに週末を利用して行ってまいりました。
マニラから一番近い本格的なパラダイスビーチです。感想、アクセスなどをまとめます。

ホワイトビーチの良かった点

プエルトガレラには2つのメイン海岸があります。ホワイトビーチとサバンビーチです。今回はホワイトビーチのみ訪れました。
ホワイトビーチは白浜にきれいな海の場所です。水遊びやマリンスポーツにも適していてビーチの前にたくさんのレストランが並んでいるので家族連れや恋人、友達同士などに特に好まれます。
今回サバンには行きませんでしたがダイビングが活発な海岸とゴーゴーバーなど男性向けの盛り場が多いと聞いております。ホワイトビーチからサバンまでは車で30分くらいです。そのちょうど真ん中くらいにプエルトガレラ発着のムエレ港があります。

海と白浜がきれい

きれいな海と海水浴風景
フィリピンのパラダイスビーチと言えばセブを思い浮かべる人が多いと思われますが個人的にはセブシティ・マクタン周辺の海よりホワイトビーチのほうがきれいだと思います。
エメラルドグリーンの海と白い砂浜のビューティーリゾートのイメージそのままです。ホワイトビーチは旅行者や写真家たちのフィリピンベストビーチランキング上位常連でもあります。正直いい意味で予想をはるかに上回りました。

一日中ビーチで遊べる

バナナボートと乗客
僕がホテルで泊まった翌日の朝にビーチに出かけたのは午前6時頃。日の出直後です。すでに百人くらいの観光客が水遊びをしたり泳いだりしていました。ビーチの前にレストラン、カフェ、ホテル、お土産屋などが数十件も並んでいて24時間営業が多いです。朝早くからの海遊びでも受け入れ態勢はできております。
それとアイランドホッピング、ダイビング、ジェットスキー、パラセイリング、ハイキングなど各種ツアーが用意されているのでいくらでも楽しみながら時間を過ごせます。
週末の夜はファイアーダンス、歌謡ショー、ダンスショーなどがあちこちで催されるのであきません。
ちなみにダイビング料金は装備込みで1,200ペソというのがありました。安いです。セブですと平均2,000ペソですので6割の値段ですね。アイランドホッピングなどその他のアクティビティも平均より安かったです。
浜辺のビーチバレー

こじんまりして利便性がいい

ビーチ全景空撮
ホワイトビーチ自体それほど大きくありません。直線で500~600メートルくらいです。
そしてその周辺にホテルやレストラン、薬屋、飲み屋、旅行代理店などが詰まっています。
大きく移動する手間がないので過ごすのに便利です。

宿泊施設

マリオンルスホテル外観
上記写真左側の白い建物が僕が宿泊したマリオンルスホテル(Marion Roos Hotel)です。
良かった点、残念だった点について簡単にまとめます。

メリットデメリット

ホテル屋上からの海の眺め
写真はマリオンルスホテル屋上からの海の眺め。
一番よかったのはホワイトビーチのすぐそばに位置すること。70メートルです。簡単にビーチとホテルを行き来できます。
二番目は個人的理由になりますが屋上からドローンを飛ばせる事。
白浜のような炎天下の中でドローンを飛ばすとモニターとなるIpadが熱でやられます。ものの1時間も飛行を続ければ熱によりIpadの電源が強制的に切断されます。
屋上にあるひさしの下で操縦すれば直射日光を避けられるので3時間でも4時間でも飛行可能です。それと飛行時間に部屋でバッテリーも同時充電できます。
三番目はアーリーチェックインが可能だったこと。プエルトガレラの到着はフェリーの到着時間の関係で早朝から午前中になりやすいです。チェックインは午後1時ですがメールで頼んで事前に連絡しておけば到着時間が早朝であっても部屋を使わせてくれます。僕は午前10時にチェックインしました。但し午後1時の正式チェックインタイムまでエアコンは使わせてくれません。
デメリットはコスパがいまいちな事。Agotaなどで紹介されているお部屋の写真と実物は全然違います。写真詐欺に近いです。セブで2,800ペソですとかなり高級なお部屋になります。
ただ全体的には満足しているので次に行く機会があればここを再度使うつもりです。
朝食は玉子焼き、チョリソー、ベーコン、サラダ、トーストとコーヒーか紅茶の典型的なアメリカンブレックファスト。

マニラからのアクセス

マニラからプエルトガレラに向かう場合バス+フェリーです。移動時間は大体4時間ほど。
マニラのバスはクバオかヒルプヤットエリアのバスターミナルから港があるバタンガスまでの直行バスが出ています。JacLiner、CeresToursなど。
距離にして100㎞。移動時間は約2時間です。バタンガス湾からプエルトガレラのホワイトビーチまでは35㎞。フェリーで2時間ほどです。
バタンガスには3つのフェリーターミナルがあり、バタンガス湾に面した一番大きな場所がプエルトガレラ行のフェリーになります。僕は間違って他のフェリーターミナルから船に乗って違う島に上陸したという失敗をやらかしました。皆様お気を付けくださいませ。
バス料金は200ペソ、フェリー料金は300ペソ。(但し運航会社によって運賃は若干上下します。)
プエルトガレラのムエレ(Muelle)港に到着します。ここからホワイトビーチまでトライシクルで移動。料金は100~150ペソが相場。交渉になります。150ペソ以上ですと高いので断ったほうがいいです。港から右方面に行くとホワイトビーチ、左方面にいくとサバンビーチです。
運賃は片道600~650ペソくらいです。(1,260円~1,365円)

帰り

帰りのマニラまでの移動はいろいろなチケット購入方法があると思うのですが、僕が利用したものがコスパがよく便利でしたのでご紹介いたします。
ホテル玄関前に帰りのチケットを売る業者が頻繁に通ります。内容と値段を聞いたところホワイトビーチからバンでの移動費用、ムエレ港からバタンガス港の移動費用込みで350ペソ。ムエレ港の入り口で港使用料20ペソを徴収されましたので合計370ペソ。トライシクル+フェリーより安いです。バンはホワイトビーチにあるバカワン・レストランの裏口付近から出発です。
バタンガス港に降りて道なりに2分ほど歩けばマニラ・クバオ行きのCeres Toursのバスが待機していたのですかさず乗りました。
5分ほど待機してマニラに出発。出発する際にはもう一つのCeres Toursのクバオ行き観光バスがすでに待機して乗客を乗せていたのでマニラ行のバスは頻繁に出ているようでした。

時系列旅行スケジュール

土曜日午前3時40分ヒルプヤット

ヒルプヤットのJacLinerバスターミナル
土曜日午前3時40分にマニラのヒルプヤットにあるJacLinerバスターミナルのバタンガス港行きバスに乗る。

午前5時15分バタンガス港到着

午前5時15分にバタンガス港到着。バタンガスには3つの行先別で離れたフェリーターミナルがございます。
それを知らなかったので私に小さな悲劇が起こりました。

間違った船に乗った!

私は間違って上記のフェリーターミナルの船に乗ってしまいました。行先はマリカバン島。プエルトガレラの一つ手前の島でプエルトガレラには行きません。
見分け方ですが船着き場周辺まで小さな個人売店などがあり、結構南国アジア的な混沌さがあります。
マリカバン島行きのバタンガスフェリーターミナル

プエルトガレラ行きのフェリーターミナルはこちら

プエルトガレラ行きバタンガスフェリーターミナル
こちらがプエルトガレラ行きのフェリーターミナルの写真となります。プエルトガレラならこちらが正しいです。港はきれいに整理されており、個人出店などは見当たりません。

午前8時30分マリカバン島到着

マリカバン島のマササビーチという場所で行先とは違う島に上陸したことに気づきます。まったく間抜けでドジです。
ここでビーチにたむろする小型ボートの船主と交渉してホワイトビーチまで移動。運賃は2,300ペソ。小舟の移動時間は45分。

午前10時ホワイトビーチのホテルに到着

午前10時にホテルに到着し、お部屋で少し休んでから屋上に行ってドローンを2時間ほど飛ばしました。フェリーを間違えなかったら恐らく午前8時には到着できたと思います。

午後12時30分ビーチへ

ホワイトビーチ浜辺
ホテルから徒歩1~2分のビーチでランチ、水遊び、カメラの写真撮影。

午後2時に山へ

タマラオの滝の前でポーズをとる女学生たち
午後2時にビーチの裏山の中腹にトライシクルで移動しました。タマラオという有名な滝を見るためです。移動は片道30分ほどかかります。
周辺でまだまだ見れる所がたくさんありましたが雨が降ってきたのでビーチに戻ります。

午後3時30分再びビーチへ

ビーチバレー
山を下りる途中大型のスコールになりました。30分ほど土砂降りが続きます。
ビーチに戻るとちょうどスコールが明けた頃。大雨で水遊びを中断された事もあってか本日一番の人の出になっていました。
夕方6時くらいまでコーヒーを飲んで海を眺めたりカメラ撮影をしたりして時を過ごしました。
6時から7時まではホテルに戻りシャワー及び休憩。

午後7時浜辺のパーティー

ファイアーダンスショー
週末のホワイトビーチ砂場は様々なイベントが展開します。ファイアーダンス、カラオケ大会、歌謡ショー、ダンスショーなど。長く居ても退屈ではありません。
飲んで食べて撮影して午後10時にホテルに戻り就寝。
カラオケを楽しむフィリピン人女性

日曜日朝5時起床

日の出
早起きしたのはドローンの日の出撮影をするため。ホテルとビーチを行き来して午後8時の朝食までひたすらドローン撮影。朝食後に帰宅準備をすませて午前11時30分の出発時間まで浜辺のビーチでリラックス。
ホワイトビーチの波打ち際

午前11時30分にマニラへ出発

午前11時30分に定刻通りバンが出発し、11時50分にムエレ港に到着。午後12時15分にフェリー出発。
ちなみに11時30分出発以外に午前7時30分、8時30分、9時30分の出発時間をチョイスできました。

午後1時40分にバタンガス港到着

バタンガス港に待機中のクバオ行きバス
ムエレ港から1時間30分の船旅でした。上陸して1~2分道なりに歩くとマニラ行きの長距離バスが出ているのでそちらに乗ります。
午後1時50分にクバオ行きバス出発。午後4時10分にクバオ到着。2時間20分かかりました。行きは1時間30分でしたので50分違います。
ただヒルプヤットはブタンガス寄りのマニラ南部に位置し、クバオはマニラ北部に位置するという距離的差と深夜出発と昼間出発の車の混み具合の差がございます。

動画

こちら今回の旅を動画でまとめたものになります。

 


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