英語初級者はフィリピン留学4週でどれくらい伸びるか、いくらかかるか

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『英語初級者だがフィリピンに4週した場合英語がどれくらい伸びるか』、『フィリピンに4週留学すればいったいいくらかかるか』というのがお客様から寄せられる最も多い質問の一つです。

フィリピン4週留学で英語初級者の英語力はどれくらい伸びるか

英語初級者がフィリピンに4週留学した場合におおきく伸びる人と小さく伸びる人と二手に分かれます。フィリピン渡航前にある程度準備している人とそうでない人の差です。渡航前準備とは単語暗記の事です。
文法など他の事はやらなくても単に中学英単語1,200個をひたすら暗記してフィリピン留学に臨んだ方は伸びがだいぶ早いです。

事前準備なしで留学した際の進行予想パターン

入学してから最初の1週と2週はかなり苦労します。先生の言っている事がわからないのでマンツーマン授業自体が苦痛になります。この期間放課後はひたすら初歩レベルの英単語を暗記します。3週目くらいから単語も覚えてなんとなくなれるようになってきて4週目にはなんとか単語をつなぎ合わせて簡単な意思疎通ができるようになります。単語を口に出し相手がその意図を理解し簡単な英語のキャッチボールをするといったレベルです。目覚しい発展というわけではないですがこれだけやっても海外に一人出て断片的な単語で人と一番ベーシックな会話はできるようになる英語力と度胸はつくと思います。

中学単語を暗記した状態で留学した際の進行予想パターン

中学英単語をマスターしているので単語単発でコミュニケーションするという部分からスタートします。1週間くらいして慣れてくると単語と単語をつなぎ合わせて短い文章の会話作りに入れるでしょう。こうなると授業が非常に楽しいはずです。これも慣れてくると次はもう少し長めの文で会話ができるような訓練です。英語初級者の4週留学はご自身が暗記された単語をいかにうまく使いこなしていくかを習いに行くという感じになるでしょう。
 

フィリピン4週留学でいくらかかるか

基本留学費用は学費(食費、滞在費、授業料)、現地費用、航空券の3大要素で構成されます。
現地費用と航空券はほぼ固定なのに対し学費は語学学校により異なります。

学校選びで変わってくる学費の額

フィリピン各語学学校が提供する学費はまちまちです。高いところと安いところの4週の差が10万円くらいになる場合もあります。
平均値で見た場合セブやマニラのような都会の語学学校の学費が割高です。割安語学学校の地域としてはイロイロ、バコロドなどの地方都市を挙げられます。
セブ、マニラで1人部屋マンツーマン授業5時間とグループ授業2時間のコース編成で4週滞在する場合には通常20万円くらい、イロイロ、バコロドなどの地方都市ですと同じ条件でも12万円くらいです。
又学費は部屋のタイプによっても値段が異ってきます。フィリピン語学学校の部屋のスタイルは1人部屋、2人部屋、3人部屋、4人部屋、6人部屋など様々です。部屋の人数が多ければ多いほど学費は安くなります。


写真はセブCPIという語学スクールの女性専用6人部屋。6人部屋+他の6人部屋+リビングルームの面積は46坪あります。General Englishコース4週の滞在学費は13万円くらい(エージェントの学費割引適用後)です。

現地費用と航空券の目安

現地費用とは現地で発生する実費です。4週で通常3万円くらいです。ペソに両替して学校に直接ペソでお支払いいたします。代表的なものとしてはSSP(学生認可証、16,000円程度、取得義務あり)があります。フィリピン政府が発行するものでフィリピンのどの語学学校に入学してもかならず取得義務が発生いたします。その他テキスト代、電気代なども実費です。現地費用に含まれる保証金(通常7000円程度)は部屋を破損したりしなければ全額戻ってきます。

航空券は日本とマニラ往復が5万円くらい、セブも含めその他の地域ですと6~7万円くらいです。ただ夏休みやクリスマスシーズンはチケットプライスが高騰いたします。

その他マイナーな支出

その他にかかる費用としては海外旅行保険があります。ただこちらは任意であり強制ではありません。(一部加入を義務とする学校もあります。)4週9千円くらいです。
フィリピンを出国する際に空港使用料を請求される場合があります。セブ出国ですと750ペソ(1,725円)、マニラ出国ですと550ペソ(1,265円)です。但し航空運賃に含まれている場合もあります。日本を出国する際に航空会社のカウンターで確認されたほうがよろしいです。格安でない日本系航空会社、フィリピン航空会社ですとだいたい航空券に含まれています。
この他語学学校から空港までの移動費用が必要です。フィリピン語学スクールは空港までのお見送りをしてくれません。ご自身で自費で移動します。セブ、マニラ、ダバオ、イロイロ、バコロドの場合には200ペソ(460円)~500ペソ(1150円)のタクシー代があれば足ります。クラーク・アンヘルス地方からトライシクル、長距離バス、タクシーを乗り継いだ場合マニラまですと600ペソ(1,380円)、バギオ地方からマニラ空港までの直通バス代が700ペソ(1,610ペソ)です。

セブで3人部屋4週留学をした場合にかかる留学費用例

一般英語コース、正規マンツーマン授業5時間+正規グループ授業2時間の構成、3人部屋という条件でセブの学費割引を認める一般的な語学学校に4週留学された場合

学費:13万円
現地費用:3万円
往復航空券:6万円

合計:22万円

※現地費用には保証金が含まれていて通常は帰国前に返金されます。7,000円くらいです。語学学校から最寄り空港への移動費用や空港使用料はこちらから捻出されればいいと思います。
※現地で買い物をしたり外食をしたりするなどしておこづかいが必要です。4週の場合おこづかいの相場は2万円~4万円くらいです。

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