日本に東京、大阪、横浜、博多があるようにフィリピンでもマニラ、セブ、ダバオ、イロイロなどの大都市があります。
規模は大きいながらもインフラがよく整備されていて街が綺麗で治安が非常によくエメラルドブルーな海が近いイロイロ。本日は日本であまり知られていないフィリピンの美しい大都市のおすすめスポットをご紹介いたします。
イロイロ市内
メガワールド
イロイロシティの顔はメガワールドです。2018年に旧イロイロ空港跡地に作られたジャイアントビジネス、レジャーゾーン。ここがオープンしてから人々の流れがこちらに集中。
街全体の動きを変えてしまった商業シティです。2020年2月現在夜8時には平日でも施設内の車のパーキングスペースがほぼすべて埋まってしまうと言われています。
メガワールドはショッピングセンター、ビジネスオフィス、小売店、各種レストラン、一般市民のコンドミニアムビル群で構成されております。2018年にオープンしたものの2020年にはまだ全体建設計画の4割しか完了していないとの事。建設ラッシュはまだまだ続きます。
SMイロイロ
メガワールドが出現するまでイロイロのショッピングやレジャーの中心地だった場所。盛況さは健在ですが5年前に訪問した頃ほどの人の流れの勢いはありませんでした。実はメガワールドはSMイロイロの裏手にあります。但し直線で両施設を結ぶ道路がないので回り道しなければなりません。直通となればウィンウィンになりそうなのですが。
こちらはSMの前にある10車線道路。5年前にもありましたが、道路の間に街路樹が作れていてさらに整備されていました。
スモールビル
スモールビル(Smallville Complex)は個人経営ベースのレストランやカフェが密集する小規模の繁華街ゾーンです。5年前の週末夜に訪れた時には人があぶれていましたが今回の平日夜の訪問では閑散としていました。ここもSM同様メガワールドのあおりを受けているようです。ただしゃれた作り、ホスピタリティの行き届いたこじんまりとしたお店が多いので人だかりや喧騒を避けて落ち着いた雰囲気で時を過ごしたい方にとっては無視できない場所です。レストラン、バー、カフェが多いです。夜に渋滞やパーキングの心配をせず気軽に行ける場所。
ボードウォーク
ボードウォーク(Board Walk)は地元民に愛される散歩道、ジョギング道です。イロイロ川沿線に延々と伸びていて周辺には高級レストランが多く立ち並びます。入り口はいくつかありますがスモールビル付近からも入れます。
大海の河口付近になります。釣りをする人、ジョギングする人、レンタルボートに乗る人、食事する人、さまざまな人間模様がありました。
大衆海鮮レストラン通り
スモールビルやボードウォーク沿線にはこざっぱりした高級志向の海鮮レストランが多いですが、大衆値段の庶民派ならジャランドーニ・ストリート(Dalan Jalandoni Street)の海鮮食堂密集スポットです。お世辞にも綺麗と言えない海鮮食堂が7~8軒並んでます。カキ、魚焼きがメインです。店先では魚介類、イカ、タコなどの頭足類、エビなどの甲殻類などが炉端でグリルされていてあちこちで煙がもうもうと立ち上がっています。僕は時間がなくて試食できませんでしたがこちらで食事したフィリピン留学生たちの感想は『安い、おいしい、腹いっぱい、飲み会に最高』だそうです。写真は店頭に並べられているカキの殻の山です。
場所はSMイロイロの10車線を渡った正面の道路です。店先からSMの看板がよく見えます。
イロイロ近郊
イロイロから船で20分のギマラス島
イロイロ市内の中心地にあるイロイロ港から定期船で20分で行けるギマラス島。ギマラス島の港でレンタルジプニーかトライシクルで島の有名観光スポットのいずれかに移動します。
写真はギマラス島一番の人気観光地レイマン海岸。港から車両で30分ほど。レイマン海岸で運転手付きの小舟を借りて無人島や入江、洞窟探索なども楽しめます。
ギマラスはおいしいマンゴーがたくさん取れるマンゴーの島としても有名です。写真はマンゴーシェイクとマンゴーチーズケーキ。
ギマラス島には海遊びとマンゴー三昧、ふたつの楽しみがあります。
ビリャヌエバ教会
1993年にフィリピンで初めて登録された世界遺産のひとつ。スペイン統治下にあった16世紀に建てられた4つの教会がバロック様式教会群という名称で同時登録。4つの教会ともヨーロッパのバロック建築の影響を受けた石造の教会。4つの内特に有名なものとしてマニラ・イントラムロスにあるサン・アグスティン教会がある。ビリャヌエバ教会はそのユニークな色彩からミツバチ色の教会というニックネームがあります。
イロイロ市から車で1時間ほど。
ボラカイ
本日紹介するスポットの中では唯一イロイロ市から日帰りで行けない場所。片道車で5時間。1泊2日、あるいは2泊3日が望ましいです。
その美しさ故欧米で15年くらい前から知れ渡るようになり近年は中国人、日本人、韓国人が多く詰めかけています。ただ最近はホテル代や飲食代が跳ね上がり観光地化されているという不満の声もあります。
バコロドやイロイロの留学生たちが立ち寄る定番スポットの一つでもあります。