フィリピンから海外旅行:飛行機代と宿代を合法的に無料にする方法

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フィリピン長期滞在中に海外旅行してビザ代とI-Cardの支払い義務を消滅させる

フィリピン12週か16週の滞在中に周辺の諸国に2泊3日くらいの海外旅行にでかけて海外旅行の航空券代分と宿泊費分のフィリピン留学現地費用を削減できる方法がございます。
やり方はフィリピンで30日毎に支払わなければならないビザ更新費用と滞在9週目から取得義務が発生するIカード(外国人登録証明書)の支払い義務を滞在中に海外に一度出る事により無効化する事です。すべて合法でありグレーゾーンではありません。うまいタイミングでフィリピンを出国して再度戻ればフィリピン語学学校で徴収される現地費用から17,500円くらいを支払わずに済みます。17,500円あれば周辺にある台湾、香港、マカオなどの往復航空券と2泊3日の宿泊費用を捻出できます。3都市とも90日以内の滞在ですとノービザです。マニラ、セブからの外国への旅はこの区間の航空券が一番安いです。その次はマレーシアあたりになりますが航空券と2泊3日の宿泊費で17,500円の予算はオーバーすると思います。

フィリピン留学中の海外旅行候補地

香港

香港

マカオ

マカオ

台北

台北

フィリピンビザ更新費とI-Cardの仕組み

日本人はフィリピン入国後30日以内の滞在でしたらノービザですがそれ以降は30日毎にビザ更新費用の支払い料金が発生いたします。
フィリピンで12週留学した場合滞在期間は85日ですので第一次と第二次のビザ取得費用が発生します。エリアによって金額は若干異なりますがビザ費用は第一次(滞在31日目から)と第二次ビザ(滞在61日目から)合算費用は18,500円くらいです。
その内訳は第一次が8,000円くらい、第二次が10,500円くらい。ビザ代は第一次から第二次、第三次とそれぞれ価格が異なり、第二次が一番高いです。
それ以外にフィリピンに連続8週以上滞在する外国人でしたら誰でもI-Cardと呼ばれる外国人登録証明書を取得する義務が発生いたします。I-Cardの取得費用は7,000円程度。
12週留学すればビザとI-Cardの部分で17,500円ほど現地費用が発生します。
ただ留学期間中にタイミングよく国外出国する事によりこれらの支払い義務を消滅させる事ができます。
30とクレヨンで書いた子供の絵

海外旅行するタイミング

ポイントはフィリピン滞在累積期間中一度海外に出国すると入国記録がリセットされるという事実です。
フィリピンで12週留学されたといたします。そのまま12週間フィリピンの語学スクールに居続ければ第一次と第二次ビザ更新費用およびI-Card義務が発生します。
ですがもしフィリピン留学を4週終了した週末に一旦海外に出て戻ってきて月曜日から同じ学校で留学を続けた場合には第二次ビザ更新費用とI-Cardの取得費用約17,500円の支払い義務は消滅します。
最初の4週はノービザ期間です。ノービザ期間の終わり頃に一回海外にでてフィリピンに戻ります。すると最初の累積滞在期間は消滅し、ビザカウントはゼロからやり直しです。12週留学で4週後に海外に出て戻れば残り期間は8週。第一次ビザのみ取得すればいいです。それと滞在期間は8週を超えないのでI-Cardの取得義務もありません。留学8週後の週末に海外旅行にでかけても同じ結果になります。最初の8週に第一次ビザを取得。そこで海外旅行。すると残り4週のビザ代は発生しなくなっており、I-Cardも当然取得する必要はなくなっています。
4週末か8週末以外のタイミングですとこの恩恵を受ける事はできません。たとえばフィリピン留学3週後に海外にでかけたとします。戻ってくれば残り期間9週です。第一次第二次ビザ取得が必要となりますしI-Cardの取得義務も発生します。現地費用はフィリピンに滞在し続けるのと同じ金額になります。
Resetと書かれたワッペン

週末を利用して2泊4日の台湾弾丸トリップした場合の航空券代と宿代

航空券代(実例)

マニラ-台北2017年9月14日木曜日から9月17日日曜日

セブパシフィックホームページから入手したマニラ-台北往復間フライトスケジュール及び運賃

セブパシフィックを利用した場合には往復3849.44ペソ。日本円で約8,853円。実際は空港使用料などがありますのでもう少しかかります。手荷物はOKですが受託荷物をあずけると別途料金が加算されます。
こちらは木曜日と金曜日は台北で宿泊し土曜日深夜に台北を出発し日曜日深夜にマニラに到着する2泊4日の弾丸旅行パターンです。

セブ-台北2017年5月4日木曜日から5月7日日曜日

セブパシフィックホームページから入手したセブ-台北往復間フライトスケジュール及び運賃

こちらは木曜日と金曜日は台北で宿泊し土曜日深夜に台北を出発し日曜日深夜にセブに到着する2泊4日のパターンです。

セブパシフィックを利用した場合には往復4421.44ペソ。日本円で約10,169円。実際は空港使用料などがありますのでもう少しかかります。

ちなみにマニラ-台北間もマニラ-香港間もマニラ-マカオ間も航空券費用はほとんど変わりありません。

台北ホテルでの2泊宿泊費用

台湾は外食費や物価に比べてホテル宿泊費が高いです。ですがウェブで探せば1泊3,000円くらいで台北駅前のユースホステルやカプセルホテルを探すことができます。
台湾のユースホステルやカプセルホテルのグレードは高いので快適に過ごせると思います。女性専用寄宿舎もあります。航空券と宿代を合わせてもホテル宿泊でなければ17,500円を超える事はないでしょう。

注意点

  • 出発は木曜日夜ですので金曜日が祭日の3連休を狙ったほうがいいです。
  • 平日金曜日をはさんだ場合休んだ事を理由にペナルティを課す学校もあります。
  • 台湾からフィリピンに再入国される場合には帰国便などフィリピンを出国する航空券チケットを持っていなければなりません。ですが通常は最初のフィリピン入国の際に取得されているはずなので特に問題はないでしょう。
  • 学校マネージャーには到着時に滞在中一度外国に出ることを報告したほうがいいです。

次回はフィリピンから台湾台北への2日4日弾丸トリップ編となります。

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