フィリピンの日系とんかつ屋はこんな感じ

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かつ空の正面口

本日は私がよく通うクラークのとんかつ専門店かつ空のレポートです。日本から進出しているお店の中では特にとんかつ屋が多いです。とんかつ屋を運営するのに必要な食材が手に入りやすい事、豚肉がおいしくて廉価な事などがその理由に挙げられると思います。それとフィリピンや韓国の食堂で『トンカス』という名前で売られているのでフィリピン国内のとんかつの知名度もあり地元フィリピン人の顧客誘致も見込めます。フィリピンにはかつ空のようなパターンのとんかつ屋が近年所々で進出しています。

ロケーション

SMクラークの正面

かつ空はSMクラークという大型ショッピングモールの中にあります。SMクラークの南側は夜の繁華街として知られるバリバゴ(日本ではアンヘルスで知られています)、西側はクラーク経済特区と外国人住宅街、軍事基地、クラーク国際空港などがあります。クラークとアンヘルス住民のハブ中心地となります。バリバゴからは徒歩数分の距離。目で位置を確認できます。

モールの中のかつ空の位置

SMショッピングモールの店内地図とかつ空の位置

かつ空はSMクラークの北側出口前に位置します。マップ①のあたりです。

写真の右がかつ空。左が山頭火。かつ空はラーメンで有名な山頭火が運営しております。山頭火の左にTeppanyaというすしと鉄板焼きのお店があります。私がもっぱら行くのはかつ空。山頭火は2度ほど行きましたがラーメンのスープが2回ともぬるかったのでそれから行ってません。味は美味しいです。Teppanyaは高級店で手が届きません。但しトリップアドバイザーのウェブ上の外国人の評価は非常に高いですね。この他SMクラークの中にさくらというお寿司屋さんとJin-Zaiというたこ焼き屋さんがあります。これらはこの1~2年でできた新しい店舗です。

かつ空のとんかつ定食

さくらとんかつセット

さくらポークとんかつセット

かつ空には様々な揚げ物、すき焼き、お蕎麦関連メニューがありますが、私はいつもさくらポークとんかつセットを注文します。ご飯とサラダとフルーツと味噌汁は食べ放題です。最後にお茶もでます。
メニュー価格は385ペソと書いてありますが、外税が上乗せされるので合計408ペソ。日本円で約900円です。
かつ空のメニューで見る料理レパートリー

ご飯

ふたつの炊飯器。ひとつは白米、もうひとつは五穀米です。

ご飯は最初は普通の白米。おかわりはセルフで白米と五穀米から選べます。ふりかけも2種類ほど用意されています。

サラダバー


サラダバーには8~9の鉢が用意されており、スライスオニオン、刻みキャベツ、茹でブロッコリー、コーン、レタス、トマト、ポテトサラダなどがあります。セルフです。食べ残すと罰金対象です。カットスイカやカットメロンもあります。7~8種類のドレッシングが置いてあるのがうれしいです。私のお気に入りはクリーミーなワサビドレッシング。

まとめ

とんかつはセットコースによってスペインのイベリコ豚、霜降り豚、アメリカ産の黒豚、カナダ産の豚に分かれます。私の好みは最廉価のカナダ産を使ったさくらセットですが、日本のとんかつ屋と感覚はかわりません。むしろ日本よりとんかつの肉幅は厚いです。野菜はフィリピンでは育ちにくいので高級品でファストフードショップのサラダバーでも150~200ペソいたします。セット価格でご飯、味噌汁、サラダ食べ放題で408ペソでしたら十分納得できます。営業時間はSMの営業時間午前10時から午後9時と同じです。年中無休。マニラのマカティ、オルティガスにも支店があります。お店はまだ新しいという事もあって非常に綺麗です。クレジットカードを使えます。手数料は取られません。
フィリピンは日本のとんかつ産業激戦国でありとんかつ(又はとんかす)はフィリピン人の間でも結構知られています。マニラのサボテン、Yabu、Maisenなどが特に有名です。かつ空ではご飯とサラダをその都度おかわり注文するのでなく、自分で補充できるのが気軽でいい部分だと思っております。
SMの外部テラス側から見るかつ空

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