評判のセブ一幸舎、味は絶品だが。。。

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セブで本格博多ラーメンが食べられる一幸舎

フィリピンセブで日本と味が変わらない博多ラーメンが食べられると評判が高い一幸舎でラーメンを食べてきました。
フィリピン滞在期間マニラ、セブ、クラーク、バギオ、ダバオなどいろいろな場所にある日本レストランやラーメン店で十数回ラーメンを食べてきましがそのどれも日本と同じレベルのものには出会っておりません。スープはまあまあだが麺がダメ、麺はまあまあだがスープはだめ、両方ダメ、スープがかなりぬるい、麺もスープもまあまあだが日本レベルではないなど。(まだ行ってない有名店はたくさんありますが。。。)
今噂のセブ一幸舎に行った人はだれもが『あそこはおいしいよ』と口を揃えていいますので期待が高まります。

一幸舎の場所と営業時間

マップ

基本情報

店舗名一幸舎
電話番号+63(32)-236-2027
営業日無休
営業時間11:00~22:00
席数38
住所6000 cebu city, JY Square,Lahug

一幸舎の店舗正面
一幸舎セブの正面。JYショッピングモールの1階にあります。JYショッピングモールへはタクシーで『JYモール、サリナスドライブ』で行けるはずです。セブシティの市内でしたらタクシー代は100ペソ(230円)はかからないと思います。

特製博多黒ラーメンと餃子を注文

特製黒博多ラーメン

入店日時は2017年3月11日午前11時50分。私と私の友人2名、計3人で一番人気の特製黒博多ラーメン3つ、10個入り餃子一つを注文します。
店内の様子

それほど待たずにしてやってきた特製黒博多ラーメン。一口スプーンですくうと『マウイ!!!』。ニンニクがすこし効いたこくのある上品なスープ。麺も博多と同じレベル。スープも熱いです。『これこそ日本で食べる本物のラーメンだ!』
10個入り餃子

フィリピンならではの日本式会計方法

一幸舎3人の会計合計は特製黒豚骨ラーメン3杯、10個入り餃子1つ、替え玉1玉で1,903ペソです。その日の為替レートで日本円に計算いたしますと4,377円。一人単価1,459円です。
フィリピンにある日本人系列の飲食店は独特な会計方法を使います。アンヘルスの大阪、マニラの大阪王将、セブの一幸舎はそれぞれ別の課税会計方式を採用しておりますので比較してみました。

アンヘルス『大阪』の計算法

まずはフィリピンの一般的お店の会計精算方式を紹介いたします。フィリピンの外食産業は基本内税方式でメニュー値段通りの請求額になります。VAT付加税やサービス料など外税方式ではありません。スターバックスもマクドナルドもビザハットも内税方式です。
写真はアンヘルスにある『大阪』という寿司、刺身、海鮮系食堂のふぐちり定食。メニュー表示価格320ペソ(736円)で請求額も320ペソです。
アンヘルスの日本食堂『大阪』のふぐちり定食
店内の様子

マニラ大阪王将の計算方式

実は一幸舎に行く2日前にマニラのSMメガモールにある大阪餃子の王将で看板メニューである餃子とこしひかりご飯、フルーツ、味噌汁とジャスミンティーの『コシヒカリ定食』を食べてきました。表示額は270ペソ(621円)です。
表示メニュー額の内訳は237.6ペソの定食代金とそれの12%に値する32.4ペソのVATで合計270ペソ。ですが実際に請求される金額の内訳は課税前定食料金+(課税前定食料金×10%のサービスチャージの合計)+(課税前定食料金×12%のVATの合計)で292ペソです。ちなみに訪問時人気サービスとなっていたこしひかりご飯と味噌汁のおかわり放題特典は終了しておりました。
メガモールにある『大阪王将のコシヒカリ定食』

各一品とVATに対して10%のサービスチャージが加算されるとメニューに下部に英語で書かれている

セブ一幸舎の計算方式

一幸舎の場合には王将と似ていますがちょっと違います。王将はVATに対してサービスチャージを加算する事はありません。対する一幸舎は各一品とVATを合わせた金額に対して10%のサービスチャージを付加しています。490ペソの黒豚骨ラーメンに対する最終支払額は王将の計算方式ですと533ペソ(約1,226円)、一幸舎の計算方式ですと539ペソ(約1,240円)になります。
『品物とVATに対して10%のサービスチャージが加算される』と書かれている一幸舎のメニュー
一幸舎メニューの一番下に英語で『品物とVATに対して10%のサービスチャージが加算される』と書かかれています。

マニラ一風堂の計算方式

SMメガモール一風堂の赤丸ラーメン [br num=”1″]

SMメガモール一風堂の会計所

マニラSMメガモールにある一風堂も大阪王将と同じく品物に対してだけ10%のサービスチャージを加算し、VATにたいしてはサービスチャージを課税いたしません。2018年1月に食べた内訳は赤丸441.96ペソ。替え玉71.43ペソ。赤玉と替え玉の合計に対してそれぞれ12%の外税(VAT)で51.34ペソと10%のサービスチャージで51.34ペソを加算。合計は626.34ぺそ(約1,378円)となりました。

1消費者の願い

友達にラーメン店を3軒経営しているおやじがいます。3軒で同じ水、同じ卸屋からの同じ食材、同じ調理法、同じ時間配分の段取りをしてもまったく同じ味は出ないので苦労しているとぼやいていた事があります。水も食材も気候も違うフィリピンで日本と同じ味を実現する事は並大抵の苦労ではないと思いますし、その努力と工夫と熱意には頭がさがります。
私はワンコイン500円で博多ラーメンと替え玉を食べられる歌舞伎町の天神や650円で野菜と肉がふんだんに入った大宮のラーメン二郎(2016年11月閉店)が大好きな庶民派です。ですがセブに行けば再度1杯490ペソ(課税後539ペソ)の黒豚骨ラーメンを食べにいくと思います。セブで他にこれほどおいしいラーメン屋を知らないからです。ただVATもサービス料も含め実際支払う額をメニューで合算して表示していただければスッキリいたします。

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