学校からの突然の休日通知メール
最近、セブのとある語学学校から留学エージェントに対して一斉メールが送付されました。地方自治体から選挙投票日なので当日は学校が休みになり、授業は提供されない事、政府の決定ですので休校にともなう補填授業や返金は一切行われないとの通知です。
この休日は通知した1校だけでなく、セブすべての語学学校に当てはまります。4週以上の留学でしたら1日の休日はおおきな問題になりませんが、1週など短期留学ですと痛手になります。
フィリピン政府や地方自治体の発表により突然休日になる事はフィリピンでは頻繁ではないですが、決して珍しい事でもありません。年に1~2度くらいあります。台風が来たときにも突然休日が発表される事もあります。
学校からいただいたメール本文
こちら学校からいただいたメール本文になります。
『この度、2018年5/14(月)フィリピンでの3年毎の選挙の日にあたり、正式にその日程が決定され祝日となります。
(日本では選挙といえば日曜日ですが、フィリピンでは月曜日に選挙をしてお休みの日になるそうです。)
そのため、学校も休校日となります。5/13に到着される生徒さんも、5/14は休校日となり、初日スケジュールは5/15(火)に行われます。
すでにお申込されている生徒さんへのご案内をお願いいたします。
事前にご連絡できていませんでしたが、今回のお休みはフィリピン政府の決定であるため、返金や補講等はございませんのでご了承下さい。』
1週留学のスケジュールと休日の影響
1週留学のスケジュール
フィリピン1週留学の場合入寮日は土曜日か日曜日、月曜日から金曜日まで学校のカリキュラムに従って学び土曜日退寮というのが一般的なパターンです。
但し最初の月曜日は通常レベルテスト、学校のルール説明(オリエンテーション)、買い出し、両替などで費やされます。最初の月曜日にまったく授業を提供しない学校と月曜日午後から授業をスタートする学校に分かれます。
比率で言いますと月曜日にまったく授業を提供しない学校のほうが多いです。
上記は最初の月曜日に授業がない学校のスケジュールサンプルとなります。
この休日が1週間留学生に与える影響
フィリピン政府の休日をアナウンスしたセブの語学学校は月曜日に授業がありません。最初の月曜日は休日なので火曜日にスライドします。この学校は最初の月曜日は授業を提供いたしません。従ってスライドされた火曜日に授業はありません。
残るは水木金の3日間。1週間留学は3日留学になってしまいました。土曜日、日曜日は授業がありません。
短期留学の学校選び
短期留学に有利なシステムを提供する語学学校
休日に失った授業を補填してくれる語学学校
短期留学の期間に祭日があったり、自治政府の突然の休日宣言で休みになる場合でも、滞在期間中に失った授業の補填を実行する学校としてセブのCPI、C2UBEC、CELLA Premium、CELLA UNI、クラークのCIPなどがあります。
短期用集中コースを受けた場合、決まった授業コマ数をかならず1週間以内に消化します。CPIのRapidコースですと1週間でマンツーマン授業30時間とグループ授業2時間、CIPのRapidコースですとマンツーマン授業25時間とグループ授業5時間、CELLAのExpresser1コースですとマンツーマン授業32時間とグループ授業10時間が提供されます。C2UBECの受講コマ数は選んだコースにより決まります。
CPIとCIPはオリエンテーションやレベルテストなどを渡航前にオンラインで完了し、月曜日朝一番から授業をスタートします。CIPの1日マンツーマン授業5時間の中にはネイティブマンツーマン授業2時間が含まれます。CELLAのExpresser1は月曜日午後から授業がスタートいたしますが土曜日午前中に正規授業が2時間提供されます。
祭日に授業が提供される場合もありますが、どうしても講師が集まらない場合には平日に追加授業という形で決まったコマ数が提供されます。
一方QQEnglishのように祭日は3500円を学生に支払わせ、そのまま通常通りの授業を実行する学校もあります。
土日に授業を提供する学校
土日に追加料金でマンツーマン授業を提供してくれる学校としてはQQ English、CIP、C2UBECがあります。CIPでは土日でも4コマのネイティブマンツーマン授業受講可能です。
まとめ
私の知識不足もあるので上記学校以外でも授業を補填してくれたり、土日に授業を提供してくれる語学学校はあると思います。ですが全体的に見れば少数派です。全体の10%未満でしょう。もし見つけたら本稿に追加していきます。
1週留学の場合には学校の選択とタイミングによって実際に受講する授業数におおきな差がでる場合がある点、ご記憶くださいませ。