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5年で9倍に上昇した日本人フィリピン留学人口

フィリピン政府観光省の統計によりますと2010年には4,000人だったフィリピンへの日本留学生数は2015年には3万5千人まで増加しました。5年の間に約9倍の伸び率です。

現在フィリピン定期研修団体は日本の高校、大学などの教育機関ばかりでなくPanasonic、Sony、楽天、ダイキン、JTB、HIS、東京ガス等日本の主なトップ企業も名を連ねます。

フィリピン日本人留学生数の伸び率を示すグラフ

フィリピン留学が選ばれる理由

過去日本人が一番好む留学先はアメリカでした。ピークは1999年で年間4万人を記録。現在はその半数に減少。一方日本人のフィリピン留学件数は現在年間4万を超えていると推定されます。多くの日本人が欧米でなくフィリピンを英語留学先に選ぶようになった理由は移動距離が近い、物価が安いので経費を抑えられる等を挙げられますが一番は学術面で即効的成果が期待できる点にあると思われます。

フィリピンの英語スクールで英語初級者が12週くらい学べば日常生活で不自由しないくらいの英会話力がつくようになります。成功の秘訣は学生1名に対して1名の講師がマンツーマン授業できめ細かく行き届いたスタイルの授業システムを確立しているからでしょう。英語力も経験も技能も感性も違う個々人にひとりひとりのフィリピン人講師が向き合い生徒に一番あう勉強方法を生徒と一緒に我慢強く模索していく。欧米留学ではほとんど見られない一人の先生によるつきっきり指導システムが英語の上達スピードを格段とあげてくれるのが人気の秘密となっております。

フィリピン人講師のマンツーマン授業風景1

フィリピン人講師のマンツーマン授業風景2

フィリピンの語学学校と運営システム

フィリピンでは英語が公用語になっているのでレベルの差はあれほとんどの国民が英語を話す事ができ、高校や大学でもすべて英語が使われているます。このような英語環境にあり良質の英語講師を確保しやすい条件の下、20年くらい前から非英語圏外国人を対象とした英語専門学校が建てられるようになり、現在ではセブ島を中心にフィリピン全土で500くらいの学校が運営されております。

学生の国籍比率は韓国人、日本人、台湾人が多いですが近年ベトナム、アラブ、タイ、モンゴル、東ヨーロッパ、ロシアからの留学生も増加しております。
学校の運営システムは徹頭徹尾英語教育を実施するという部分を除けば日本の中学や高校のそれとさほど変わりありません。朝起床して正規授業やオプション授業に参加し、放課後は自由時間というのが基本です。授業を正当な理由もなくスキップすれば罰則もあります。英語の使用ルールの下母国語を使って罰金を徴収する学校もあります。
英会話を専門とするスクールとしてスタートしたフィリピン留学システムではありますが、現在は多様化をとげTOEIC、TOEFL、IELTSなどの試験対策専門学校確立へと広がりを見せます。

日本、韓国、台湾、ベトナム、中国、ロシアの多国籍マネージャーが在籍するセブの語学学校
写真はセブのCPILSという語学学校の日本、韓国、中国、台湾、ベトナム、ロシア人マネージャー達です。

フィリピン留学と欧米留学

アメリカの大学を卒業したものとしてアメリカ大学の教育レベルは舌を巻くほど高いという実感を持っております。常に実践を想定し、説得力のある根拠や理論を持った指導を展開し、学生が思いついたシンプルな考えでも高いレベルでプレゼンテーションできるまでに鍛えてくれます。
ただし残念ながら英語という言語教育で見た場合きっちり結果を出す体系が整っているとは言いにくい状態にあると考えております。英語初級者が欧米で3ヶ月留学してもうまくしゃべれるようになれる生徒はかなり少ないはずですがフィリピン留学ではほとんどの学生が日常生活では不自由しないくらいの会話力を身につけます。実際アメリカやイギリス、オーストラリアで英語学習される方が現地からフィリピンに引越し留学されるためフィルイングリッシュに依頼する件数が年々増加しております。欧米ではマンツーマン指導システムの不在によりこのような養成力の差が生まれていれるのではないでしょうか。

すこしおおまかですが欧米留学は英語を使って何かを学びに行くところ、フィリピン留学は英語初心者が英語自体を学びにいくところ、英語がある程度できる人がさらに英語に磨きをかけるならどちらでもいいという区分になるのではないかと考えております。

歴史が深く経験者が多い欧米留学に比べてまだまだ知られていないフィリピン留学。このブログではより多くの人々にフィリピン留学を知ってもらうためいろいろなお役立ち情報を随時提供していく予定ですので今後ともよろしくお願いいたします。

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