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バギオに13校ある語学学校の所在地マップ

学習結果を最優先課題に掲げる方にはバギオ留学を推薦いたします。バギオ留学のメリット、デメリットをまとめました。

バギオ留学のメリット

凶悪犯罪のリスクが少ない

安全第一を強調する女性のイラスト
バギオは他の都市に比べ殺人犯罪件数が圧倒的に少ないという統計を持ちます。
2016年4月にフィリピン警察庁が発表したフィリピンの犯罪指数統計の殺人部門でフィリピン15のメジャー都市の殺人発生率は10万人に対し平均114.14。同じ統計でバギオは10万人に対し2.84です。

To demonstrate this procedure, total average murders for all 15 cities is 114.14 per 100,000. Baguio City has a murder rate of 2.84 per 100,000.

Is Baguio City the most dangerous city in the Philippines?

ちなみにフィリピン全体の殺人率は10万人に対し9.84です。グローバルノート

治安の心配をせずに学業に専心できる。これがバギオ留学の利点の一つです。実際にバギオの留学生や卒業生たちからは『想像していたよりだいぶ安全』という声をよく聞きます。但しスリや置き引きなど軽犯罪は多いのでバギオ留学でも油断は禁物です。
バギオの位置はマニラの北250km。ミンダナオ州都ダバオとは1,760km離れています。

学業成果で失敗が少ない

各項目に巨大えんぴつでチェックを入れる男性
バギオのスパルタ語学学校は基本的にカリキュラム中心で授業を組みます。
カリキュラムとはどれくらいの期間、これくらい授業を受けさせる、これくらい宿題をやらして頭に残させる、するとこれくらい英語が伸びるという工程です。

『私達に任せなさい。これくらいまで引き上げてあげます。』というスタンスですのでカリキュラム中心型ですと体力的にはきついですが、学校が敷いたレールの上をがむしゃらに突進するだけで英語力が上がる仕組みになっています。
『一生懸命やったが英語はあまり伸びなかった』という失敗例が少ないのがカリキュラム中心の美点です。
ひとつひとつ段階別ゴールがあり、それを達成させるための手段として科目が組まれますのでカリキュラム中心型の学校では基本的にコースの科目編成は固定で変更する事はできません。

いい先生を集めてマンツーマン授業をたくさん提供していれば、あとは先生を信頼して任されば語学学校の運営はできます。ですがマネージメントの緻密な計算力、英語力、頭脳がなければカリキュラムは作れません。カリキュラム中心型の学校の中に優秀校が多い背景にはこのような肯定的要素が隠されています。

ハズレ学校が少ない

競馬のハズレ馬券
バギオの語学学校総数は十数校と少ないです。ただそのほとんどが指導歴10年から20年の伝統校です。セブにもPhilinter、CPILS、セブJIC、SMEAGなどいくつかベテラン学校がありますが、その他は2010年以降に設立された比較的新しい学校が主流となります。
私は留学カウンセラーとしての実感としてバギオを一度経験した学生たちはフィリピン留学に対して目が肥えてしまうという印象を持ちますす。他の地方に行ってバギオ並の指導力を期待してしまって落胆してしまうというケースを過去8件見ました。逆のパターンは見ておりません。
セブにもバギオのライバル学校は多いですが、そうでない学校もたくさんあります。全体的にバギオの学術指導レベルが高く外れが少ないというのがミソです。

遊び人が少ない

必勝のはちまきをつけて決意する女性
圧倒的に知名度の高いセブ留学を外してバギオ留学を選ぶ人たちは学業に対して真剣な人が多いです。バギオのスパルタを選ぶとがっちり型にはめられます。朝の起床時間、就寝時間、放課後の自習時間など。
規定・規定・規定です。スケジュールは時間刻みに管理されるので週末以外勉強せざるを得ない状況に追い込まれます。そういう事をすべて知っていながらもあえてバギオの学校を選ぶという事は覚悟の出来た学生たちです。
ですので学生たちの学業に対する態度は真摯で、学校全体の学習雰囲気がいいです。

学費が少ない

Cheaper than cheaperと書かれた看板
バギオの名門スパルタ学校PINES、MONOL、HELPとセブの名門スパルタ学校EV、SMEAGスパルタの2018年1月時点のコース編成と4週と12週の学費を比べてみました。部屋割は全校3人部屋です。

バギオスパルタ3校とセブスパルタ2校のカリキュラム、4週留学、12週留学の価格比較表

上記は各学校の正規価格です。バギオとセブの学校では4週で2万、12週で5~6万円ほど差が出ます。値段が安いからと言ってバギオのスパルタ3学校がセブのスパルタ2学校に指導が劣るという事はありません。

バギオ留学のデメリット

雨が多い

マニラ、クラーク、バギオ、セブ、ダバオ、バコロド、イロイロ、東京の年間降水量を比較した表

フィリピン各都市の統計データに関する出典:Weatherbase

東京の統計データ(1981~2010年)に関する出典:国土交通省気象庁

上記データが示すようにバギオの年間降雨量は4,540mm。フィリピンの他のメジャーな都市や東京と比べると2倍、3倍になります。

バギオで雨が集中するのは5月から10月の間の雨季。この期間はほとんど毎日降ります。但し1日数時間程度という感じが多く、1日中降る事は台風が近づいた時以外はまれです。いずれにせよ雨が苦手な方には不向きです。

気温が低い

マニラ、クラーク、バギオ、セブ、ダバオ、バコロド、イロイロ、東京の最高気温、最低気温、平均気温を比較した表

フィリピン各都市の統計データに関する出典:Weatherbase

東京の統計データ(1981~2010年)に関する出典:国土交通省気象庁

上記データが示すようにバギオの平均気温は他のフィリピン各都市と比べ8~9度低いです。東京と比べても平均気温は3度高いだけです。

日中でもカーディガンや長袖が必要になります。夜中や明け方は冷え込みます。パジャマ代わりの厚手のジャージは必需品です。常夏フィリピンでイメージする短パン、Tシャツスタイルしか準備していないと痛い目にあいます。

空港から遠い

バギオには近場に空港がありません。マニラ空港からバスでの移動になります。マニラ-バギオ間移動距離は250kmくらいです。東京から浜松、大阪から尾道くらいです。フィリピンのバスの移動時間は7~8時間ほど。バス酔いされる方はつらいです。それと往復で結構な時間を取られてしまうので1週間や2週間の短期留学には不向きです。
マニラとバギオを結ぶ長距離バスビクトリーライナー
写真はマニラとバギオを結ぶ長距離バスビクトリーライナー。

遊楽地が少ない

バギオは四方に海がなく、レジャー施設も少ないので学習と遊びの両立には向かない環境です。すこし遠出をすればハンドレッドアイランド、サンフェルナンドという海岸や世界遺産の歴史都市ビガンや同じく世界遺産の段々畑で有名な、コルディリェーラの棚田群もありますが、丸一日を費やすか、1泊2日の小旅行になります。セブのように朝思いついてアイランドホッピングに参加して、昼過ぎに戻るといったステップの軽い観光ができません。マニラのようにマカティ、オルティガス、グローバルシティなど巨大な繁華街地域はなく、人々の流れはショッピングモールSMとその前にある繁華街通りセッションロードに集中します。バギオSMのお客の入りはセブやマニラを含む他地方SMの2倍くらいはあります。とにかく混んでいます。
写真は混み合うバギオSM
写真はバギオSM。

入学日が少ない

バギオの語学学校は2週に一度の入学指定日が決まっており、その日にマニラ国際空港に到着し、学校関係者と待ち合わせ場所で合流します。一部入学指定日以外の入学を認める学校もありますが、その場合にはマニラ空港から学校まで個人で移動しなければならないという不便が伴います。セブを始め他の地域の語学学校では毎週土日入寮が可能ですので入学の利便性においてバギオは劣ります。バギオが隔週で入学指定日を設定しているのは空港から学校までの移動距離が長い事により学校スタッフのお出迎えが大変なため。
マニラ空港の待ち合わせ場所で到着学生を待ち構えるBESA(バギオ語学学校協会)職員
写真はマニラ空港の待ち合わせ場所で到着学生を待ち構えるBESA(バギオ語学学校協会)スタッフたち。

バギオ主な語学学校の紹介

特徴と創業年

HELP

HELPはバギオで初級中級校ロンロンキャンパスと中級上級専門校マーティンスキャンパスを運営します。創業年は1996年とフィリピン語学学校最古参。
過去5万人の卒業生がいます。HELPグループの学校は朝から晩まで型にはまったスケジュールを次から次ぎへぴっちりはめ込む典型的なスパルタ学校ではありません。ある程度授業間にゆとりがあります。ですので自分のペースで勉強しやすいという部分はあります。ESLと資格検定両方強いです。

PINES

PINESはバギオで初級中級校クイサンキャンパス(2018年夏新築校舎に移動予定)と中級上級専門校チャピスキャンパスを運営します。PINESはやる事がいっぱいあります。朝から晩まで授業、宿題、課題がひっきりなしに続き、追い込まれます。ですからこの学校を選ぶのであればなにがなんでも最後までやり通すという覚悟が必要です。その分返ってくるものも大きいです。典型的つめこみ方スパルタ。ESLが特に強いです。創業2002年。

MONOL

MONOLはカリキュラムが秀逸な事で有名です。こちらのESLコースはマンツーマン授業とグループ授業で使う表現や単語が連動しているので違うシチュエーションで同じ単語や表現を繰り返し学ばせる事により頭に残りやすい教育指導を実行します。放課後は外出できますが、宿題や課題が多いのでどっちみち夜は勉強しなければなりません。EOP(英語のみ使用ルール)実施学校です。サウナ、ヨガ教室、ゴルフ練習場などを無料で利用できます。ESLと資格検定両方強いです。2003年創業。

TALK

TALKはバギオで初級中級校ヤンコキャンパスとTOEICを専門に扱うENEセンターを運営します。ENEセンターは豊富な指導経験と実績でフィリピンでもかなり有名です。この学校のTOEICコースでは正規授業以外に毎晩19時からTOEIC単語試験と20時から22時まで本番と同じ時間配分のTOEIC模擬試験が実施されます。毎日自分の弱点を浮き彫りにさせ補強していく。試験対策学習としては非常に効果的です。創業2007年。

CNSII

フィリピンで最初にIELTSコースを開設した学校であり、フィリピンに2つしかないIELTS専門学校(もうひとつはセブのSMEAGクラシック)。実績と指導経験がかなり豊富です。この学校の学生、講師、マネージメントスタッフはすべて学生たちのIELTS点数獲得目標達成という1点に目を向けています。講師たちはIELTSしか教えないのでIELTS試験に精通しているのは言うまでもありません。放課後は夜10時30分頃まで図書室の指定席で義務自習学習です。夜中の1時、2時まで自習する学生もいます。平均自習時間の長さは恐らくCNSIIの学生がフィリピン語学学校の中では一番でしょう。創業2006年。

A&J

この学校はス平日外出可能なセミスパルタです。門限は夜10時となります。副校長はアメリカ人で寄宿舎で一緒に生活しますのでネイティブとの交流が可能です。この学校は特にスピーキング鍛錬とワーホリ対策が強い学校です。ワーホリで必要な英語を中心に教育を受けます。外部のカフェで実践訓練もあります。ワーホリに直結する訓練をしてくれる。ここがA&Jの魅力的な部分です。

WALES

若い人を集中合同合宿でしごくイメージがバギオにはありますが、ゆるやかな授業編成で外出自由、綺麗な施設、便利な立地、優れたWifi環境の大人に優しい学校がWALESです。マンツーマンスピーキング訓練中心学校ですがワーホリ対策コースもあり、外部でのインターン訓練も可能です。若者だけでなく30代、40代も通常3~4割を占めるので、学校の雰囲気は落ち着いています。学校はレガータ通りという日本人レストランなどが立ち並ぶ利便性がいい場所。創業2006年。

バギオJIC

フィリピンの語学学校は英語検定試験対策コースと一般ESLコースをきちっと区分けいたします。一部語学学校ではマンツーマン授業の一部をTOEIC科目に変更するというサブ扱いにいたしますがこの学校ではスピーキング力アップとTOEIC点数アップを同等に進める事ができます。ネイティブ講師が4~5名在籍するスパルタ。創業2006年。

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