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SMノースAnnex前の停車場からバスに乗る乗客

マニラからクラーク・アンヘレス地域にバスで移動する一番楽で早い移動方法をご紹介いたします。

SMノース前からの乗車が便利

マニラからクラーク・アンヘレスにバスで移動する場合には通常マニラ南のパサイバスターミナルエリアか北のクバオバスターミナルエリアからの出発となりますが、その通り道となるSMノースというショッピングモールの停車場からバスに乗れば移動時間を大幅短縮できます。

移動時間が半分以下に短縮

パサイやクバオからクラーク・アンヘレス地域への移動時間は通常2時間30分~3時間。これがSMノース前からの乗車ですと1時間10分~30分くらいに短縮されます。何回か体験、検証済みです。
大幅移動時間短縮を可能にさせているのはSMノース前停車場の立地です。マニラの渋滞エリアを抜けきった所に位置するため遅延が起こりにくい場所にあります。
マニラ空港から近いパサイバスターミナルからSMノースまでは17㎞ほど。その間にマカティ、オルティガス、クバオなどの渋滞エリアを通らなければなりません。ここを抜けるのに通常1時間から1時間30分ほどかかります。
マニラ北部クバオのバスターミナルからSMノースまでは直線で5㎞ほど。近いですが渋滞エリアです。それとクラーク、アンヘレス、バギオ方面行きの各会社バスターミナルの前にある道路はSMノースへの進行方向の逆を向いています。一旦マニラ都心のほうに大きく戻りそこからUターンしなければなりません。なんやかんやでSMノースまで1時間くらいかかる事があります。
SMノースから近いルソンエクスプレス高速道路に乗ってしまえばどの車両でも通常1時間でアンヘレス・クラーク地域にあるDAUバスターミナルまでたどり着けます。なのでいかにマニラの渋滞エリアを回避するかが時間短縮のカギとなります。
バスに揺られる時間が半分以上短縮されるので精神的にかなり楽です。

あまり待たなくていい

パサイビクトリーライナー切符売り場

パサイとクバオのバスターミナルは乗車から出発まで時間がかかります。一番イライラさせるのはパサイのビクトリーライナーバスターミナル。まず乗車券を買うのに待たされます。やっと自分の順番にたどり着けば1時間後出発、2時間後出発など間抜けな時間帯を受付嬢が提示してくる事があります。いろんな面で時間を損します。(写真はパサイバスターミナルの乗車券販売窓口)
クバオやパサイのその他のバスターミナルは基本バスの行先の掲示ボードを見て判断してそのまま出発待ちのバスに乗り込むスタイルです。通常1時間毎の出発です。タイミングが良ければあまり待たなくてもいいですが、結構待たされる時もあります。
これはひとつのバス会社に縛られて行動しているからです。他のバスターミナルまで行ってもっとタイミングがいいバスに乗る選択ももちろんあります。ただあてもなく数百メートル歩き回ってタイミングのいいバス便を探すよりはそのまま一つのターミナルで出発まで少々待機したほうが無難だと考えてしまいます。
一方SMノース前の停車場にはクラーク・アンヘレスに向かうパサイ・クバオ発のほぼすべてのバス便が立ち止まります。ビクトリーライナー、ファイブスター、Genesis、フィルトランコ、ラビットなど。DAUバスターミナルに止まるバスがひっきりなしで向こうから来てくれます。あまり待たなくてもバスに乗れるのもSMノース停車場の大きなメリットです。

SMノース停車場の位置

SMノースの斜め正面からの写真
SMノースはフィリピンで売上面積が一番大きなショッピングモールです。世界規模では3番目になります。25 largest shopping malls in the world
まずはSMノース(正式名はSM North EDSA)の正面を向きます。
何でもありますのでここで一日過ごせます。丸亀製麺の支店もあります。MRT3号線ノース駅(North Station)から徒歩5~7分ほど。ノース駅に移動するには正面を向かいにして右側に進みます。


SMノースの正面に向いて左側にImaxという映画館の建物があり、その左側がSMノースAnnex(別館)。そしてAnnexの正面玄関前がバス乗り場です。写真はSMノースAnnex建物。Annexと本館は歩道橋でつながっています。建物の向こう側を10分ほど歩けばLNR1号線ルーズベルト駅に行けます。

Annexの正面玄関
SMノースAnnexの道路側に面した正面玄関。

Annex正面玄関から見たバス乗り場
Annex正面玄関付近から見たバス乗り場。バス停を記す看板などはありません。正面玄関の前あたりに人が集まっていてバスが停車してそれに乗り込んでいきます。

SMノース出発の留意点

非常渋滞時に乗れない可能性

フィリピンのバスターミナルは不慮の事故あるいは正月、クリスマス、イースターなどのビッグホリデーの際には想像がつなかないほど混みあいます。目的地に向かうバスが来ても扉が開いた瞬間待ち状態の乗客が押し合いへし合いしながらバスに乗り込んでいくのでよっぽど気合を入れないとバスに乗れない事が多いです。バスターミナルの始発がその状態ですのでSMノースの停車場通過時は恐らく定員オーバー。乗せてくれないと思います。このルートはあくまでも通常時に便利な選択手段とお考えくださいませ。

駅から少し歩く

MRT3号線ノース駅からは7分、LNR1号線ルーズベルト駅からは10分。Annex前の停車場にたどりつくまで少し歩かされます。
MRT3号線はマカティ、オルティガスなどマニラの繁華街近くを通る電車です。
LNR1号線はマラテ、エルミタ、パサイなどマニラ湾岸に沿って走ります。

料金が同じ

クバオやパサイからバスに乗ってもSMノースからバスに乗っても料金は同じです。移動距離が短くなった分バス運賃が値引きされるという事にはなりません。電車でノース駅まで移動する電車賃を少額ですが余計に支払わなければなりません。電車賃は40円~60円程度。

エアコンなしバスもある

これはターミナル始発でも同じ事ですが、エアコンなしのバスが4~5本に1台くらいあります。僕はマニラ‐クラーク間でこのタイプに乗った事はないですが、セブ最北端のマヤ港からセブシティまでこれに乗って苦い思いをした事があります。
エアコンなしですので窓は開けっぱなしで砂埃が車内にたくさん入ってきます。それと決まった休憩所だけ停車するノンストップタイプではなく道端でまめに停車して乗客を拾っていきますので通常より移動時間がかかります。運賃も30~100円くらいしか違いません。これが半額以下とかでしたら考えるかもしれませんが、エアコンありもエアコンなしも大して金額に差がないのでエアコン付きバスをおすすめいたします。

マニラ空港からはTTPTが便利

マニラ国際空港に到着してクラーク・アンヘレス方面に向かう場合にはターミナル3から出ているTTPTというクラーク国際空港への直行バスに乗った方が便利です。空港からSMノースまでいくにはタクシーと電車に乗らなければなりません。
SMノース停車場で恩恵を受ける人たちはマニラ在住の方、クラーク、アンヘレスやバギオからマニラに立ち寄られて戻られる方々が代表的です。バギオに向かわれる方はアンヘレスのDAUバスターミナルから乗り換えです。そこからバギオ行きのバスがたくさん出ています。

重要な補足情報

補足修正いたします。バスから撮影した写真ですので画像が綺麗でなくて申し訳ありません。
ここはSMノースAnnexの前の道路ですが同じ進行方向の間に中央分離帯が確認できます。Annex正面玄関の内側寄りと中央分離帯外側寄りでバスが走ります。
外側のバスは中央分離帯が邪魔でAnnexの正面玄関まで行けません。なのでDAU行のバスであっても上記でしめした場所に停車できないバスが多数あります。
中央分離帯の内側、外側、両方を走るバスのどちらかを捕まえるのであれば待機場所を移動されたほうがいいです。ルーズベルト駅方向のSMノースAnnexの建物の一番端っこの待機がいいです。その辺でしたら外側を走るDAU行のバスも停車してくれます(満席でなければ)。ちょうど写真の白いタクシーの前あたりです。

追伸:一番便利なバス乗り場を見つけた

バリンタワック駅前ガススタンド

SMノースEDSAよりもっと便利な場所を発見いたしました。LRT1号線バリンタワック駅前の大型ガソリンスタンドです。
バリンタワックはクラーク・アンヘレス行の高速道路ルソンエクスプレスから距離的に一番近い駅です。ルーズベルトの隣です。

バリンタワック駅前のガソリンスタンド
バリンタワック駅から撮影した写真。右側にガソリンスタンドと待機しているバスが見えます。進行方向を直進すると数百メートルで右折し、高速道路の入り口付近に入ります。進行方向後ろ側はLRT1号線ルーズベルト駅、SMノースEDSA、MRT3ノース駅です。バリンタワック駅からは数キロ離れています。


給油目的で停車している数台の中から『DAU』のボードのバスを見つけたので乗車します。この日は乗車からぴったり1時間でDAUに到達できました。

大通りに停車するビクトリーライナー
もちろん給油しないバスもありますが、ガススタンド前で待っていればのっけてくれます。

利用のメリット・デメリット

この乗り場の一番のメリットは駅から近い事。徒歩1分以内です。バスがガススタンドで給油停車している場合にはそのまま乗れるので楽ちん。
SMノースアネックス前ですと通りすぎるバスのボードがDAUと書いてあるかどうか確認して、書いてあったら、自分がそのバスに乗りたいと身振り手振りでアピールしなければなりません。
バリンタワックのガススタンド前ではたとえ給油をしなくてもバス側で歩道付近に近づいて乗車希望者がいるかどうかバス側がチェックしてました。
デメリットは駅がMRT線でなくLRT線であるという事。これが問題というわけではないですが、観光客に人気のきれいで華々しくておしゃれで治安がいいマカティ、オルティガス、ショーブルバードはすべてMRT3号線沿線です。LRT線付近の街はトンド、マラテ、エルミタ、チャイナタウンなど少しダーティーなイメージがあります。
ただマカティからですと二つ駅先のタフト駅がLRT1号線EDSA駅と連結しているので、それに乗り換えてバリンタワック駅まで移動はできます。

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