フィリピンで学生マネージャーになりたい

Pocket

フィリピン語学学校で学生マネージャーになりたいとのご応募がありましたので学生マネージャーの応募資格、待遇、業務内容などを質疑応答形式でご紹介いたします。
サッカーボールを持ち、大声をあげる活発な女性

学生マネージャー志願者との質疑応答

応募申請

Q: フィリピンの語学学校で学生マネージャーにチャレンジしたいのですが募集している学校を紹介してもらうことは可能でしょうか?
A: はい、可能です。フィリピン英語学校はコンスタントに学生マネージャー(インターン)を募集しています。一般的には語学学校が取引エージェントに募集を依頼する形が多いです。お問い合わせのエージェントに履歴書(日本語、英語、両方あったほうが印象がよくなります。)を送付し、それを語学学校に転送し、学校マネージメントが採用を決めるかどうか判断いたします。

応募資格

Q:応募資格などはございますか?
A:とくにございません。ただ通常は半年あるいはそれ以上の勤務期間が要求されます。急募をかけている学校では3ヶ月くらいでもいいとする場合はありますが、一般的ではありません。
前提条件ではありませんが、英語がある程度できるほうが印象がいいですね。お世話するのは基本日本人学生になりますがマネージメントや講師、スタッフとのコミュニケーションができなければ業務に支障をきたす場合がございます。
それとフィリピン留学経験者であれば学校運営事情をよく把握しているので歓迎されます。

業務内容

机の前に座っている学生風の女性
Q:学生マネージャーの業務内容はどのようなものですか?
A:大きく3つあります。

  • 一つ目は勤務学校の日本人在学生の身の回りのお世話をする事。時には悩みの相談相手になる場合もありますし、学生寮の電球の交換を事務員に伝えるなどの伝達係もいたします。
    在学生から不平不満がでないようにし、学生たちが学校で快適な留学生活を送れるようにするのが学生マネージャーの一番大きな役割になります。
  • 二つ目はSNSを通した学校の広報宣伝活動です。ホームページの修正、ブログのアップデートなを通して傍からではわからないような学校の魅力を宣伝していきます。学生やエージェントからのお問い合わせメールにも迅速に対応していきます。
  • 三つ目は空港のピックアップです。日本からフィリピンの空港に到着される学生のお出迎えをし、学校までエスコートします。ピックアップ業務は毎週あると見ておいたほうがいいです。

待遇

メガフォンを持って応援するマネージャー
Q:学生マネージャーの待遇はどのようなものですか?
A:学生マネージャーは勤務期間中一日3時間から4時間のマンツーマンレッスンを無料で受講する事になります。お部屋と食事も無料で提供されます。
給料は基本でませんが、優秀な人材の場合には途中から学校で支給される事が多いです。
お部屋は1人部屋をあてがわれる事が多いですが、他国のマネージャーとの相部屋というケースもよくあります。
待遇は各学校によって異なります。
おやすみは基本週1日です。

滞在期間中の支出

Q:学生マネージャーでもなにかお金はかかりますか?
A:たとえ学生マネージャーでも大抵の場合滞在にかかるビザ更新費用は個人が負担いたします。30日毎の更新で1回につき7,000円~10,000円。
最初の30日はノービザですので半年ですと5回のビザ更新が必要です。5回のビザ更新費用は大体4万円くらいです。
滞在日数が8週を超える場合にはI-Cardという外国人登録証明書を取得する義務が生じます。大体7千円くらいです。こちらも支払わなければなりません。。
採用者が優秀で学校のスムーズな運営に貢献していると判断される場合には学校が途中から負担してくれるケースもあります。
それ以外には海外旅行保険料があります。ちょっとした病気や怪我なら学校で面倒を見てくれると思いますが、大怪我や大病にそなえて渡航前に海外旅行保険に加入される事を強く推奨いたします。
加入料は半年で6万円くらいです。

おこづかい

小銭を数える女性
Q:おこづかいはどれくらい必要ですか?
A:休日に外食したり、飲み会に参加したり、日用品を購入したり、マッサージを受けたりしても1ヶ月大体3万円~4万円で収まります。但し泊りがけの小旅行や日帰りのツアーなどに参加すればもっとかかるでしょう。

応募年齢

Q:学生マネージャーの年齢制限はございますか?
A:未成年者は応募不可です。学生マネージャーの年齢は20代から35歳くらいまでが好まれます。ただ40代の日本人女性も何名か採用された事があります。

注意点

フィリピン学生マネージャーの場合、授業料、寄宿舎滞在費、授業は無料で、ビザなどの法務関連手続き料が有料になるのが定番です。ただし希にですがビザ代などもすべて負担する条件を出す学校も出てきます。それと学校に直接申し込んだものの現地についてみると授業料は有料と通知されたなどちょっとブラックなケースも過去ございました。学校を決める前に学校やエージェントから待遇面での条件詳細をよく確認されたほうがよろしいです。

Pocket