パイレーツオブカリビアン5最後の海賊のあらすじ

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パイレーツオブカリビアン5(邦題:最後の海賊)のあらすじと英会話シーンを部分的に紹介いたします。以下の内容は結末までの完全ネタバレですのでご注意くださいませ。

ネタバレ注意!

呪われた海域

舞台は『ワールドエンド』から2年後。真っ暗な呪われた悪魔の三角地帯海上に浮かぶダッチマン号によじ登る少年。船上には彼の父でありジャックスパローの盟友ウィル・ターナーが。ウィルは呪いをかけられているため三角地帯から出て行く事ができない。
『父さん、ポセイドンの三叉矛があれば呪いがとけるよ。・・・お父さんの親友ジャック・スパロウと一緒に探し出して必ず呪いを解くから・・・』
『ジャックに近寄るな・・・お前はここに来るべきではなかった・・・呪いがすぐにお前を襲うであろう・・・早々にここを立ち去れ!』

イギリス船の上で

9年後すっかり若者に成長したヘンリー。英国海軍の船乗りになっています。海賊を追いかけて悪魔の三角地帯に入り込もうとする船団。
あわててキャプテンの所に駆け込み、『進路変更をお願いいたします。あそこに行けば戻ってこれません!』『上官に指図するとは生意気な若造だ・・・貴様は反逆罪だ・・・牢屋に繋げ!』イギリス船キャプテンは裏切り者の証としてヘンリーの上着の袖を引きちぎります。
ヘンリーの忠告を無視して先にすすむと今回の悪役主人公サラザール率いるゴースト軍団と遭遇。ゾンビ化したゴースト船員に皆殺しにされます。一人牢屋に繋がれているヘンリーに近づくサラザール。ヘンリーがジャック・スパロウを知っている事を知りメッセージを託します。
『ジャックスパローを探し出せ。そして奴に死が待っていると伝えろ!』

港町

港町では美しく聡明なカリーナが牢屋の中に。深い知識と賢さゆえ魔女と勘違いされて死刑を宣告されますが隙を見て脱獄します。

カリーナと神父の会話

Carina Smyth.You are an orphan, born of the devil.

Accused of practicing witchcraft.

Before you die, do you have anything to confess?

I confess that I am not a witch. That I am a woman of science.

(神父がカリーナが悪魔の申し子であり、魔術使用の罪に問われている事を告げ、死刑を受ける前に告白すべきことがあるかと問うております。カリーナは自分は魔女ではなく科学者であると答えます。)

カリーナは会話中牢屋の鍵をこっそり解除しドアを思いっきり開けて神父を倒して脱獄します。

カリーナは逃亡中銀行強盗して逃走中のジャック・スパロウと偶然合流。一緒に逃げます。
追いかけて来るイギリス兵士たちをなんとか振り切ったものの銀行のお金は全部逃走中の馬車から落ちてしまいます。
報酬をもらえないので怒ってジャックのもとを立ち去る子分たち。

ジャックの副官の言葉

I am sorry Jack. But we have reached the end of the horizon.
直訳すると『ジャック、すまない。俺たちは地平線の果てまで来ちまった』になります。地平線の果てですから、行ける所まで行ったのでもうこれ以上付き合えないという意味になると思います。

お城の病棟

お城の病棟ベッドに横たわるヘンリー。腕は鎖に繋がれています。
船から一人だけ生還できたのは敵前逃亡したからだとヘンリーを責め立てる海軍将校。『引きちぎられた上着の袖が裏切り者の証だ。臆病者には死が待っている。』
しばらくすると看護師に変装したカリーナがヘンリーに近づきます。
『あなたがポセイドンの三叉矛を探しているって噂って本当?・・・ありかを示す日誌を持っているわ。・・・船を用意して!』
『魔女がいたぞ!捕まえろ』兵隊達がヘンリーと会話中のカリーナを見つけて捕まえます。兵隊がカリーナを追っている隙にヘンリーはくさりをはずして脱走成功。

コンパスとウィスキーボトルの交換

無一文で子分にも見放されたジャック。酒場に一人入るがお金がない。手持ちのコンパス(羅針儀)をボトルのウィスキーと交換します。コンパスをカウンターテーブルの上にジャックが置いた瞬間地響きがします。実はコンパスは悪魔の三角地帯の中にいる亡霊たちを閉じ込める封印。ジャックの手から離れると魔術が消える仕組みになっていたのです。暗黒の三角地帯に太陽の光がさし、サラザール達は海上での移動の自由を得ます。
酒場を出るとジャックは兵隊に取り囲まれ牢屋にぶちこまれます。
一方ヘンリーはジャックの牢屋に忍び込んで自分がウィル・ターナーとエリザベスの息子である事、サラザールが命を狙っている事、彼らの脅威を消す唯一の手段はポセイドンの三叉矛を破壊する事だと告げ、ジャックに一緒に三叉矛探索の旅に出ようと持ちかけます。

市民広場

シーンは変わり市民広場。ギロチン刑を待つジャックと絞首刑を待つカリーナ。死刑執行の間一髪のところでヘンリーが救出に入り、ジャックの部下たちが大砲をぶっぱなして彼らを救います。
ギロチン台のジャック

バルボッサ

バルボッサの船長室で部下達がサラザールがバルボッサの海賊船を次々に沈没させていると報告します。バルボッサはジャック・スパロウの長年のライバルであり、天敵海賊キャプテン。
サラザール戦のアドバイスを求めるため洞窟に住む魔女(こちらは本物の魔女)を訪れます。サラザールたちは呪いのため陸に上がる事ができないので海は避け、陸地で暮らせとアドバイスする魔女。裏ルートで入手したジャックのコンパス(羅針儀)をバルボッサに手渡します。ジャックのコンパスは自分が最も望む物の方向を示す機能があります。

魔女のアドバイスに反し、海上でサラザール幽霊軍団と向き合うバルボッサ船団。バルボッサはサラザールにジャック・スパロウの居場所を教えるので自分の船に手を出すなと約束させるために会うつもりでしたがそれほど甘い相手ではありませんでした。

幽霊船員がぞくぞくとバルボッサの船に乗り込み、サラザールはバルボッサの前に立ちます。

バルボッサとサラザールの会話

My name is Captain Barbarossa. And I stand before you. with cordial intent.(バルボッサ)

I don’t need any cordial intent.(サラザール)

Do you hear that? This pirate wishes to be cordial.

So let me show you what my cordiality is.

(親善のためサラザールに近づいたと説明するバルボッサ。しかしサラザールはそれを拒絶し自分流の親善方式を見せてやると言います。)

Every time I tap my sword, one of your men will die.

剣で床をコツンコツン鳴らすたびにバルボッサの部下が死んでいくと告げるサラザール。

コツン。コツン、コツン。数名のバルボッサの部下たちが幽霊船員に次々に切られていく。

So I suggest you speak quickly.

サラザールは話したい事があるのであれば早く話したほうがいいとうながします。

バルボッサは明日の日の出までにジャックのいる場所に連れて行くとサラザールに約束する。バルボッサはジャックのコンパスを頼りにジャックの居所を突き止めるつもりです。

サラザールの回想

ジャック探索中サラザールはジャックとの因縁を回想し、バルボッサに語りかけます。[br num=”1″] 海賊討伐隊の海軍司令官サラザールの船団は大砲で次々と海賊船を沈没させていきます。海に落ちて慈悲を求める海賊たちにも容赦なく銃弾を浴びせて皆殺しにします。父と祖父を海賊に殺されたサラザールは特別な恨みを抱いております。
海軍は敵の海賊船団一隻だけを残しすべて壊滅させます。最後に生き残った船に若き日のジャック・スパロウが乗船しております。船内では負傷したキャプテンがジャックにコンパスを託します。このコンパスは自分が最も望む物の方向を示すものだと告げ息を途絶えます。引き継いだコンパスは悪魔の三角地帯の位置を示しています。
『今降伏すれば命だけは助けてやる』とサラザールを挑発するジャック。ジャックの船を追い回すサラザール船団。悪魔の三角地帯まで誘い込み、岩礁のスレスレでジャックが急ハンドルを切り旋回。サザール軍団は岩礁に乗り上げ全滅。大勝利の立役者ジャック・スパロウに海賊たちは敬意を示します。キャプテンジャック・スパロウ誕生の瞬間です。
サラザールとその一味は命を失うものの悪魔の三角地帯の呪いによりゾンビとして復活。以降サラザールはジャックへの復讐の鬼と化します。
若き日のジャック・スパロウ

サラザールの言葉

He took everything from me.And filled me with …rage and pain.(奴は俺からすべてを奪った。俺は怒りと苦痛に満ちている。)
And he is where the tale ends.(そして奴の居場所がこの物語が終わる場所だ。)

旧友の島

バルボッサの案内でジャックの船を見つけたサラザール。サラザールに見つかった事に気づくジャックの船員たち。ジャックを差し出せば命は助けてくれると騒いでいる船員たちを横目に小舟でジャック、ヘンリー、カリーナは脱出し近場の島に逃げ込もうとします。
サラザールはゾンビ化しているサメを船から放し彼らを追わせます。悪戦苦闘の末一行は近くの島に上陸します。それを追うサラザールたちですが彼らは陸の呪いがまだ解かれていないので上陸できません。
3人がジャングルの中を歩いていると島の住民が仕掛けた罠に掛かって捕まります。村長に連れて行かれますが彼はジャックの旧友ピッグ。ピッグはジャックを妹の結婚相手にさせようと考えます。ピッグはジャックにたくさん貸しがあるので妹と結婚すれば帳消し、さもなければ死と選択をせまります。鎖につながれたジャックに彼よりも図体が大きく醜女の妹が強引に結婚の誓いのキスを奪おうとします。その瞬間キャプテンバルボッサが救出に現れます。

バルボッサとカリーナ

島民をけちらせたあとバルボッサはジャックの身柄と引換にバルボッサのサラザールの船に拘束される子分たちの命を助けてもらうという条件で釈放されたと説明。彼の本心はポセイドンの三叉矛を入手して海の秩序を取り戻し海を制する事。ジャック達に加担します。
ジャック愛用のブラックパール号は黒ひげの呪いのためミニチュアサイズから復元できない状態。バルボッサは自分の剣を使い呪いを解き、ブラックパール号を普通サイズに復活させ航海に出ます。
ブラックパール号の舵を取るのはポセイドンの三叉矛の島の行き方を知っているカリーナ。

バルボッサとカリーナの会話
日誌を見ながら船を操縦するカリーナ。近寄るバルボッサ。

Where did you get that from Missy?

I know this book, stolen from an Italian ship. many years ago.

カリーナにその本に見覚えがあり、盗品だと告げるバルボッサ。

Stolen?

No, you are mistaken.

バルボッサの言い分を否定するカリーナ。

There was a ruby on the cover…

I would not soon forget.

日誌の表紙にルビーがはめ込んであった事まで指摘するバルボッサ。

This was given to me by my father.

He was clearly a man of science. 

日誌は父からの贈り物で父親は科学者だったと説明するカリーナ。

He was clearly a common thief.

バルボッサはマリーナのお父さんはどこにでもいる盗人に違いないと言ってマリーナに頬をひっぱたかれます。

The memory of my father will not be befouled…by the tongue of a pirate.(カリーナ:海賊の舌がお父さんの記憶を汚す事を許しません。)

バルボッサは優しい笑みを浮かべている。

This diary is my birth right.

Left to me on the steps of a children’s home…

Along with a name and nothing else.

カリーナは生まれたときの持ち物はこの日誌だけだった事、孤児院の階段に自分のために置かれていた事、名前以外なにもなかった事などを説明します。

Oh, so you are an orphan. What be you called.(バルボッサ:するとそなたは孤児か。名はなんと言う。)

Brightest star in the North gave me my name.

北の一番明るい星にちなんでつけられました名前だと説明するカリーナ。

That would be Carina?(バルボッサ:ではカリーナか?)

Carina Smyth.(カリーナ:カリーナ・スミスです。)

愕然としてその場を離れるバルボッサ。彼はジャックのキャンパスを取り出し自分が世の中で最も望むものの方角を示させるとそこにはカリーナがいました。

しばらくするとポセイドンの三叉矛を追うイギリス海軍がジャックの船を見つけます。ポセイドンの三叉矛とこの海はイギリスのものだとキャプテンは叫びジャックを急襲しようとしましたが後ろからついて来たサラザールの船の攻撃に合いあっけなく炎上沈没。引き続きサラザール軍団とジャック達のチャンバラ劇が続きます。戦闘中に目的の島が見えてきます。

ポセイドンの三叉矛がある島

ジャック、バルボッサ、カリーナは船を降り、島へ上陸。しかしヘンリーは囚われの身に。
星と日誌を頼りに3人はルビーの塊がある場所にたどり着きます。欠けた部分に日誌のカバーのルビーをはめ込めると海と大地が真っ二つに割れます。バルボッサは陸に踏みとどまりますがジャックとカリーナは裂け目の底に滑り込みで落ちていきます。
真っ二つにわれた大地

地底の底には三叉の矛が地面に突き刺さっています。それを抜こうとするカリーナ。そこにサラザールに乗り移られたヘンリーが邪魔に入ります。カリーナを叩き伏せてヘンリーが三叉矛を掴むとショックを受けて気絶します。今度はサラザール自身が出現してジャックと一騎打ち。ポセイドンの三叉矛をジャックに突き刺しますが胸の防護部分に引っかかって抜けません。突き刺さったままの状態でお互いににらみ合いが続きます。そこで目がさめて正気を取り戻したヘンリーが剣でジャックとサラザールの間にある三叉矛を叩き壊します。すると呪いが解けサラザールはゾンビから普通の人間の状態に戻ります。
タイミングよく海の割れ目の端に停泊しているブラックパール号からバルボッサがイカリに乗って地底に降りてきます。みんなイカリに掴まれ!三叉矛が破壊されたので裂け目が徐々に閉じられて元の状態になろうとしています。船上で船員たちがイカリを引き上げる大型ハンドルを力を入れて回しています。
船上が揺れた振動でイカリの鎖から手を話し底下に落下するカリーナ。バルボッサの太い右腕が彼女をしっかり捕まえます。彼の右腕に見える刺青が日誌の表紙にある星の模様と同じである事に気づくカリーナ。ここでバルボッサが彼女の父親である事を確信します。

カリーナとバルボッサの英会話
カリーナ:Who am I to you? (あなたにとって私はなんですか?)
バルボッサ:Treasure(宝物さ)
カリーナの下を見るとイカリの下部にサラザールもしがみついて上に登ろうとしています。
バルボッサがカリーナの体制を立て直してからジャックがバルボッサに剣を投げます。それをバルボッサがキャッチしてそのまま地底にダイビング。降下中サラザールを切り捨てて、二人とも奈落の底に落ちていきます。
海底に落ちていくバルボッサ

エピローグ

探索を通して心が通ったヘンリーとカリーナは島の浜辺でキス。すると呪いから開放されたウィルがダッチマン号から陸に生還します。喜んで抱き合うヘンリーとウィル。すると島の草むらからエリザベスの姿が。幸せそうな二つのカップル。
その様子をブラックパール号の船上から望遠鏡で覗きこんで苦々しい顔をするジャック。

What a silly revolting sight…

むかむかさせる奴らだと捨て台詞を吐きます。

船上にはバルボッサのペット猿ジャックが現れジャックにコンパスを返します。

I have a rendezvous beyond my .. beloved horizon.(ジャック:おいらは愛しき地平線でデートが待っているさ。)

The End

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