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マラパスクア島の白浜
セブと言えば真っ白な砂浜、澄んだ空、ぎらぎら光る太陽、青い海、などをイメージされる方も多いでしょう。

そのような場所もありますが、アイランドホッピングなど船に乗って沖に出ていかないとなかなかお目にかかれません。セブシティから海岸へのアクセスも車で30分かかります。実際のセブシティのホテルの周辺はスラム化されていたり、インフラが整備されていなかったりと、イメージしたものと違うと落胆される方が結構おられます。

セブシティからバスで北上して4~5時間、そこからさらに船で30分移動すればフィリピンで最も美しいビーチのひとつにたどり着く事ができます。地名はマラパスクア島。ホテルを一歩外に出ると眩いばかりの白浜と透き通った海が広がります。

マラパスクア島の位置

セブ島とマラパスクア島のマップ

マラパスクア島へはセブ島本土の最北端にあるマヤ港から船で移動します。

アクセス

ノースバスターミナルからマヤ港

黄色のバスが並ぶノースバスターミナルの構内
セブ島本土最北端のマヤ港に行くにはセブシティの中心にあるノースバスターミナルからバスの移動となります。マヤ港までの移動時間は4~5時間程。距離にして約140km。長距離バスの運賃は180ペソ(400円)くらいです。
タクシーでノースバスターミナルにつけばCERES Toursという黄色い車体のバスが随時終点マヤ港に向かって出発しています。エアコンとWi-Fi完備。
マヤ島からマラパスクアへの定期船便は昼過ぎには運行を止めてしまいます。個人船主と交渉してマラパスクア島まで移動できますが定期便の5~10倍くらい吹っかけてくるのでマヤ港に午前中に到着される予定を組みましょう。
ノースバスターミナルでの出発時間は朝5時~7時くらいが望ましいです。
ジンベイザメで有名なオスロブへ行くのはサウスバスターミナルですので、こちらではありません。

マヤ島からマラパスクア島へ

マヤ港からマラパスクア島に行く定期便
マヤ港につくと目の前に船着場があり定期船便でマラパスクア島に移動します。船賃は100~200ペソ。バス代とあまり変わらないです。移動時間は30分ほど。

マラパスクア島情報

マラパスクア島は南北2.5km、東西1kmくらいの小さな島。環境保護のため島内への車の乗り入れは禁止されていますので車はありません。観光地としてはまだ認知度が低いので手つかずの海の自然がふんだんに残っております。ダイビング目的の欧米人ダイバー観光客はが多いですが、日本人は少ないです。ホテル、ダイバーズショップ、レストランは島の南側に集中。白浜まで徒歩数秒という立地です。フィリピンのビーチは高波などがあるオフシーズン(5月から10月)とおだやかなシーズン(11月から4月)に分かれますがマラパスクア島は常夏の比較的おとなしい気候を維持します。但し台風が近くを通ると海は荒れますので渡航前は天気予報のチェックがかならず必要です。
白浜の上に屋根付きテーブルと椅子が並べられたマラパスクア島のレストラン

マラパスクア島の見所

大物が多いダイビング天国


マラパスクア島はニタリ(尾長サメ)と遭遇できることで有名です。世界中のダイバーたちがニタリに会いにこの島にやってきます。ニタリは特定海中スポットに日が明ける頃に現れます。マラパスクア島でブルーヘブンというダイバーショップを運営する日本人経営者ヒロさんによれば遭遇確率は9割。この日私も7匹くらいのニタリに出会う事ができました。

海底洞窟にいたホワイトチップシャーク
海底洞窟を潜水しているとホワイトチップシャークを発見。この日ニタリも含め12~13匹のサメと遭遇しました。みな人を襲わないおとなしい種類です。その他マンタ(エイ)、ジンベイザメ、シュモクザメなどもよく見られるそうです。
ブルーヘブンの1ダイブ料金はレンタル器材、レンタルウェットスーツ込み約で2,000ペソ(4,400円)。マクタンのダイブ相場と同じです。ただマラパスクアのレンタルフィーはダイブ1本ではなく1日利用計算となるのでダイブ本数によって費用が若干上下いたします。

カランガマン島

ダイビング以外ではシュノーケリング、アイランドホッピングが盛んです。島内も十分すぎるほど美しいですがセブで一番美しい所とされるカランガマン島に日帰りアイランドホッピングツアーも可能です。
カランガマン島の白浜
カランガマン島へはマラパスクアから船で1時間30分ほど。朝9時に出発し、3~4時間島で過ごし戻ります。360度すべて海と空を見渡せる夢の無人島アイランドです。シュノーケリングで美しい海を堪能し、木陰やバンガローで自然を楽しみます。売店はありますがミネラルウォーターやソフトドリンクのみ販売。電気がないので飲み物は冷たくないそうです。
マラパスクア島からアイランドホッピングツアーの費用は船代、ランチバーベキュー代、シュノーケリングセットレンタル代、入島料などを含め大体1,500ペソ(3,300円)が相場です。朝9時出発し、午後3時~4時頃マラパスクア島に戻ります。

空から見たカランガマン島の全景

宿泊および食事事情

宿泊施設の相場はバックパッカー用のドミトリータイプが1泊400~500ペソ、ホテルのエアコン無しファンルームが1,000~2,000ペソ、エアコン付のホテルが2,500~5,000ペソくらいでした。
コーラルブルーリゾートホテル

私が2泊したコーラルブルーリゾートホテル。エアコンなしのファンタイプルームで1泊1,500ペソ(3,300円)。アメリカンタイプの朝食付きです。飛び込みで入れました。


コーラルブルーリゾートホテルにあるリクライニングシートとハンモック。私は夕方はこちらでiPadを片手に海風にあたりながら読書とメールチェック。
食事は朝食はホテル、昼はブルーヘブンの日本レストラン、夜は一緒にダイブした人たちと地元の海鮮料理というパターンです。

実際の2泊3日行程と総費用

セブシティから2泊3日のタイムテーブル

私の場合はダイビングがメインの個人旅行となりました。
一般的な旅程表

初日

午前7時15分:サウスバスターミナルからCeres Toursという長距離バスで出発。

午前11時45分:マヤ港到着。定期船でマラパスクア島に移動。
船上から見たマラパスクア島
午後12時30分:マラパスクア島到着。
午後1時から3時:ブルーヘブンで昼食。ヒロさんに紹介していただいた3つのホテル探索後にコーラルブルーリゾートに決定。ホテルで休憩。
ブルーヘブンのレストランで食べたチャーハン
午後3時から午後4時:ウォームアップダイビング。マラパスクア島白浜近くの浅瀬で軽くダイブ。
マラパスクア島浅瀬で見つけたミノカサゴ
午後4時から6時30分:休憩
午後6時30分から8時30分:ブルーヘブン利用日本人客2名、ヒロさん、私で海鮮料理。
午後9時:次の日は朝早いので就寝。

2日目

午前4時30分:ブルーヘブン集合。ホテルからは徒歩1分。
夜明け前のブルーヘブン
午前5時から5時40分:船でニタリのダイブスポットに移動。日の出と共にダイブ。
海上の日の出
午前7時30分:ホテルに戻って朝食。
ホテルのアメリカンブレックファスト

午前9時:2本目のダイブに突入
ダイブ先頭をリードするヒロさん

午前10時30分から11時40分:船で他の離島に移動。

午前11時40分:船上でランチ。ランチ代はダイブとコミです。
船上でふるまわれたランチとんかつ弁当

午後12時40分:三度目のダイブ
海底洞窟の出口

午後3時:ホテルに帰着。昼寝。
ホテルの部屋

午後7時から9時30分:一緒にダイブした仲間と海鮮パーティー。

午後10時:就寝

3日目

午前7時:起床。
朝食後に帰途への身支度。

午前10時:定期便でマヤ港に移動
マヤ港行きの船

午前11時:マヤ港に待機しているCeres Toursのバスに乗りセブシティに出発。
マヤ港に待機しているセブシティ行きのバス

いくらかかったか

貯金箱のイラスト

私がマラパスクアに行ったのは2015年初夏ですのですこし時が経過しています。
ただ下記に並べる数字に大きな変化はないと思われますのでおおまかな目安にはなると思います。

2泊3日の総旅行費用

セブシティからマラパスクア島に個人で2泊3日の旅にかかった総費用は15,340ペソです。本日の為替レートにして33,748円です。

旅行費用の内訳

移動運賃が640ペソ。セブ-マヤ港間とマヤ港-マラパスクア島間の往復運賃(バス、船)です。
宿泊費1,500ペソ2人部屋を1人で使って2泊で3,000ペソ。
ダイビング費用は4ダイブで8,700ペソ。この中にはウェットスーツ一式レンタルセット、入島料も含まれています。
飲食費が3,000ペソ。

もしダイブをしなければ

もしダイブをせずにマラパスクア島周辺での水遊びとカランガマン島のアイランドホッピングですごす場合にはかなりコストを抑えられます。
交通移動費640ペソ、アイランドホッピング経費1,500、宿泊費3,000ペソ、飲食費3,000ペソの合計は全部で8,140ペソ(約17,908円)。
カランガマン島のビーチ
写真はカランガマン島の砂浜。

さらにコストを抑えられる

私が宿泊したホテルでは2人タイプを1人で利用しましたが、2名で利用すると値段が下がります。本日ウェブ検索してみますと2人部屋2人使用1名につき900ペソのビーチ前ホテルを探せました。
同じくウェブ検索でバックパッカー用の簡易宿泊所を調べますと1泊400ペソ程度。但し10人部屋、16人部屋などで男女共用です。カプセルホテルの2段ベッドバージョンという感じです。
それと飲食費用をだいぶ抑えられます。今回のマラパスクア旅行で私は贅沢をいたしました。寝る前に豪華な夜食を一人でとるなど。通常は2日1,500ペソもあれば十分です。
簡易宿泊所に宿泊し、食費を普通レベルにし、ダイブをせずカランガマンアイランドホッピングをするというプランであれば;
交通移動費640ペソ、アイランドホッピング経費1,500、宿泊費1,800ペソ(2人部屋900ペソ×2泊)、飲食費1,500ペソの合計は5,440ペソ(約11,968円)。

マラパスクア旅行の注意点

マラパスクア島のビーチ
写真はマラパスクア島の砂浜。

  • マヤ港-マラパスクア島間の定期船便は海がひどく荒れると運行中止になります。最悪マラパスクア島で立ち往生という事態もありえるので旅行前に気象状況のチェックが必修です。台風がセブ北部にちかづいていたら旅行は中止しましょう。
  • マラパスクア島からマヤ港に行く定期船便は昼過ぎから運行しなくなるのでなるべく午前中に島を離れたほうがいいです。宿やダイバーズショップで出発時間をお確かめください。定期便運休後も船主と交渉して移動可能ですが船賃が跳ね上がります。
  • マラパスクア島内ではクレジットカードを利用できます。但し1回に付き利用額の4~5%のクレジットカード利用チャージが加算されます。お金をセーブされたいのであれば前もってセブシティである程度両替してから現金決算をされたほうがお得です。
  • セブシティとマヤ港を結ぶCeres Toursの中にたまにエアコンなしタイプがあります。エアコンなしでも気にならない方は多いですが、窓を空ける乗客が多く砂ほこりが車内に入ってくるので(帰路に体験)こちらは避け次のエアコン付きバスに乗られる事をおすすめいたします。エアコン付きとエアコン無しの金額の差額は50円くらいです。どこかの窓が開けられているのでエアコン無しは見れば識別できます。
  • ニタリウォッチングのスポットは水深30メートルなので参加するにはアドバンスライセンスが必要です。ただブルーヘブンでは前日にダイブ訓練をすればオープンウォーターライセンス保有者でもニタリウォッチングに参加できるようにしております。
  • マラパスクア島のダイバーズショップはセブシティの滞在先(語学学校を含む)の車での送り迎えとダイビングあるいはライセンス取得をワンセットにしたパッケージプランを提供しております。非常に楽チンですが割高です。
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