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点数保証コースは期間内に点数獲得を約束する制度ではない

フィリピン語学スクールの中に点数保証コースを掲げている所があります。TOEIC600点から12週で800点に引き上げる事を保証するコース、IELTS5.0から12週で6.0に引き上げる点数保証コースなどが代表的です。
日本人の感覚からすると『点数保証コース』に入れば学校側で期間内に何が何でもターゲット点数を作り上げてくれるイメージがあります。
ですが点数保証コースは受講した学生に対して期間内での目標点数確保を学校が約束するものではありません。そして期間内に点数が獲得できなくても支払った学費が返金されるものでもありません。又カリキュラム内容は一般のTOEICやIELTSコースと同じです。
Nothing is as simple as it seemsと書かれたプラカード

点数保証コースとは一体何か?

では点数保証コースの『保証』とは一体なんなのでしょうか?
これは期間内に目標点数を獲得できなかった場合、12週以降は点数を達成するまで学校に残り授業を無料で受講できるというシステムを指します。
ニュアンス的には『保証』という表記よりは『補償』がより近いものになります。
ただし延長期間分の食費、寄宿舎費、ビザ延長費などはすべて学生負担です。実質的には延長期間にかかる総額の4~5割を学校が負担する事になります。
願掛けする女性

点数保証コースと普通の試験対策コースの点数伸び幅は変わらない

読者のみなさんはこの話を聞かれ『なーんだ、そんなものか』と思われるかもしれません。ですがうがった見方をすれば学校が提示する点数幅でその学校の指導力を推察する事ができます。TOEICに強い学校のTOEICコースでの4週平均上昇点数は800点まででしたら70~80点。IELTSの強い学校の12週平均伸び率は5.5まででしたら1.5ポイント、6.0までしたら1.0ポイント、6.0以上でしたら0.5ポイント。800点保証コースをチャレンジされる方はTOEIC公認点数で600点、6.0点保証コースではIELTS公認点数5.0を保持していなければならないという前提条件があります。ここでポイントとなるのはTOEICやIELTSが強いフィリピン英語学校では一般試験対策コース受講者も点数保証コース受講者も点数の伸び幅は変わらないという事。TOEIC平均値は4週で70~80点。12週で210点~240点。点数保証コースが『保証』とする平均伸び幅はTOEICですと200点程度です。TOEIC600点を持っている方は一般TOEICコースを受講しても12週あれば通常800点を取れます。
学校側が設定する点数保証コースの点数幅は過去の統計と実績から見てこの期間ならこのくらいの点数があがるだろうと見越した数字幅だと推測されます。つまり自信の裏返しです。
どの語学学校も12週の点数保証コース期間外で無料授業を提供して損をしたくないというのが本音でしょう。
必勝のハチマキをまき決意を表す女性
スコアシートサンプル

保証点数幅にも語学スクールで差異がある

フィリピンバギオに実績と歴史のあるTALK ENEセンターというTOEIC専門学校とCNSIIというIELTS専門学校があります。
TALK ENEセンターはTOEIC500点台レベルのスタートで12週の800点の保証コースを設置しております。平均点数保証コース数字幅より100点高いです。CNSIIの6.5保証コースは6.0スタートで12週後に6.5点を獲得させるという条件は他のIELTSが強い学校と同じですが6.5保証コースのスピーキング単独部門では7.0点を保証するという独自の数値を掲げます。両校とも点数保証コースの点数設定が他の語学学校より高いです。これは両校とも自校の指導力と養育力にかなり自信を持っている事を示します。

ガッツポーズの女性

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