アンヘルス地方に留学される方はこれがあれば到着翌日から行動可能
フィリピン短期留学の方は生活が少し慣れた頃に卒業です。アンヘルス地方に留学される方はこちらの情報を知っておられれば現地についた翌日から個人で買い物に出かける事もできますし、フィリピンプチローカル旅行も楽しめます。こちらの情報はこの街までトライシクル(客車付きオートバイタクシー)3~5分で行けるCIPとAELC1校に通われる学生に特に有用となります。
アンヘルス市マップおよび概要
アンヘルス市マップ
アンヘルス市はマニラの北80kmに位置します。マニラからバスでの移動時間は2~3時間くらいです。
アンヘルス市概要
1991年に撤退したクラーク米空軍基地(2012年に米軍駐留を再開)をお城と見立てた場合アンヘルスは城下町的存在となります。人口15万人のアンヘルス市には二つのおおきな街があり、一つは今回紹介させていただくアンヘルス(地元ではアンジェラスと呼ばれています。)。もう一つはアンヘルス街から車で30分ほど離れたバリバゴです。アンヘルス街はショッピングセンターや小売店、生鮮野菜市場が密集する商業地です。日本で『アンヘルス』として知られているゴーゴーバーなどの夜の繁華街は実はバリバゴを指します。安い買い物ならアンヘルスシティ、飲食や飲酒ならバリバゴです。クラーク・アンヘルス地域は欧米人移住の街としても知られています。1991年の米軍撤退後居残って永住するアメリカ人達が引き金となり世界各国の欧米人がクラーク・アンヘルスの移民として増え続けております。同地域にあるCIP(アンヘルス)、AELCセンター1(アンヘルス)、AELC親子センター(クラーク)、クラーク留学院(バリバゴ)がネイティブ講師中心の学校運営をできるのはネイティブを確保しやすいという環境があるからです。
アンヘルス街便利マップ及び店舗紹介
アンヘルス街便利マップ
こちらの情報はCIPとAELC1センターに通う学生の方に特に有益です。近隣にHELPクラーク、GS、クラーク留学院、SPCなどがありますがこれらはバリバゴが近いです。わざわざバスに30分乗らなくてもバリバゴで物品を調達できます。
ただ観光地的な色合いが濃いバリバゴではなく、フィリピンの一般的生活環境をのぞいてみたいのであればアンヘルス街まで足を伸ばしてもいいと思います。土曜日や日曜日午後のプチ買い物旅行としては最適です。
- 番号別お店
- ➀ダイソーがあるGenra Mall
- ➁食料品ならNepo Mall
- ➂富裕層向けNew Point
- ➃Nepo Mart(両替所と靴屋)
- ➄日本系レストラン
- ➅マクドナルド
- ➆スターバックス
- ➇バリバゴ方面からのジプニー降車場所
- ➈バリバゴ、SMクラーク行きジプニー乗り場所
- ➉生鮮野菜雑貨青空市場
➀Genra Mall
知っておけば一番便利な百貨店は➀のGenra Mallです。安くて種類が豊富です。
Genra Mall1階に『日本城』があります。ダイソーの事です。食料品以外ほとんどのダイソーの品物を入手可能です。100円ショップならぬ88ペソ(200円)均一ショップです。日本よりは割高です。ですが電池などはフィリピンのお店よりここで買ったほうが安いです。
2階にcd-r kingがあります。ここはPC、スマホ関連の小物ショップの全国チェーンです。PC、スマホ周辺器具はほとんどのものが手に入ります。
3階に全盲の人たちのマッサージパーラーがあります。60分280ペソ(645円)とフィリピンの相場では普通です。ただこのお店はチップをせがまないので気が楽です。腕はまあまあです。
➁飲料、食料品ならNepo Mall
AELC1とCIPの学生は学校の前で待機しているトライシクルドライバーに『NEPO(ネポ)』と一言言えばNepo Mallの玄関まで連れて行って降ろしてくれます。移動時間3~5分。運賃は40~50ペソ(92円~115円)です。
NEPOの1階に大型スーパーがあり、食料品が豊富です。日本のインスタントラーメン、調味料、乾燥そば、うどんなどよはじめヨーグルト、ヤクルトなどもあります。食料品やお菓子を買いだめされたいのであればこちらでよろしいかと思われます。
NEPOの3階にスマホショップが並びます。Sim Freeのスマホの値段は日本の相場の1~2割引安くらいだと思います。I Phoneシリーズなどの特定機種で日本で手に入りにくいものが陳列されている場合もあります。
➂富裕層向け百貨店New Point
こちらはNEPOの斜め向かいにあるNew Point。富裕層を対象とした店舗やレストランが並びます。
➃NEPO Martに両替所と靴屋が集中
➃はNew Port向かい側にあるNepo Martです。
NEPO Martの中に入ると5軒ほど両替屋があります。レートはかなりいいです。クラークアンヘルス地域で一番交換レートがいい所はバリバゴの両替所ですが、NEPO Martもあまり変わりありません。1万円につき10円とか20円くらいの差です。ですのでこの辺にいらっしゃる方はNEPO Martの両替で問題ないでしょう。
NEPO Martのウインドウショッピング側には運動靴屋が立ち並びます。アディダス、ナイキ、ニューバランスなどいろいろなブランド物を取り揃えていますが値段が1,500円から2,000円くらいなのでたぶん偽物でしょう。
➄日本系レストラン
New Pointを南西に200メートルくらい進むと外資系のレストラン通りがあります。アメリカのピザハウス、中華、ギリシャグリル、タイ料理、韓国料理、ケーキハウスなど多彩です。味は美味しいですが値段は日本の定食屋よりは高いです。
日系の『Nombe』という店があります。と言っても日本人は関わっておらず横浜に3年ほど滞在経験されたフィリピン人女性が経営されております。(2017年秋閉店、現在は韓国料理屋)
ラーメンやそば、うどんなどもメニューに置いてありますがやめたほうがいいです。日本の味よりだいぶ落ちます。なんどかいろいろな一品料理にチャレンジしてたどり着いたのが上記写真のメニューです。サンマ塩焼き(120ペソ)、野菜炒め(130ペソ)、ごはん(60ペソ)、卵スープ(70ペソ)、お茶(35ペソ)。合計で415ペソ(955円)です。日本の味とほとんど同じです。留学中日本の味が恋しくなったのであればおすすめいたします。お茶は伊藤園のティーバッグです。卵スープの代わりに豆腐とわかめの味噌汁(60ペソ)でもいいです。味噌汁は量がたっぷりあってかなりおいしいです。
➅マクドナルドと➆スターバックス
外資レストラン通りの前にスターバックスとマクドナルドがあります。どちらも日本よりは価格が安いです。どちらも自習などの時間を過ごすにはいい場所です。
➇クラーク、バリバゴから移動の際の降車場所
バリバゴ方面からやってこられる方はGenra Mall斜め前の交差点で降車されればよろしいです。降車の際には『パラポ(降ろして!)』と言うか、手の甲でバスの天井を叩きます。ここで降りないと違うところにどんどん進んでしまいます。
バリバゴ・クラークからのお越しの際にはバリバゴにあるSMクラークという大型ショッピングセンター前の大通りを渡った始発バスターミナル(上記写真)から乗ります。バリバゴの中心通り沿線です。灰色のジプニー(個人バス)でCポイントと車体に書いてあります。移動時間は30分ほどです。運賃は8ペソ(18円)。ちなみにこのターミナル付近からトライシクルを乗れば150ペソ(345円)くらいでNepo Mallの前まで連れていってくれます。
こちらGenra Mall前まで連れて行ってくれるバスのタイプです。C Pointと書いてあります。
➈バリバゴ方面へのジプニーに乗る所
➇から➈の間の通りを灰色のC Pointのジプニーが頻繁に走っております。それに乗れば終着点であるバリバゴの大型ショッピングモールSMクラーク正面玄関前にたどりつけます。移動時間は30分程度。
➈が示す位置はDVDショップ前です。品揃えも豊富です。動画版ルパン三世や進撃の巨人など日本の映画もあります。古いものは英語字幕付きなので英語の勉強にも最適です。現在劇場でオンエアされている最新映画のDVDも同時進行で販売されております。劇場への入場券は200ペソ(460円)なのに対し、DVDは1枚25ペソ(58円)です。不思議な文化です。これらを見て観賞する事はフィリピンでは問題にならないですが、これらを日本に持ち帰ると没収されますのであくまでもフィリピン国での観賞用となります。
➉アンヘルス市最大の生鮮魚介市場
DVDショップからさらに北に200mくらい進むと地域最大の露天マーケットがあります。野菜、くだもの、肉、魚の販売がメインですがホウキ、サンダルなど生活実用品もあります。歩いていると実に楽しいです。1時間くらいは時間を過ごせる知れません。ですが魚や肉の匂いが結構きついので匂いに敏感な方は避けたほうがよろしいかもしれません。
アンヘルスの治安
アンヘルス街は治安はいいほうだと思います。事件などは聞きません。ただ車の走らない細い道などは立ち入らないほうがいいと思います。それと携帯電話を表に出すとストリートチルドレンに目をつけられやすいです。
派手な格好などせず大通りを歩く分には基本問題ないかと思われます。
アンヘルスの街の風景(動画)
アンヘルスの街の風景やそこに住む人々の生活模様を動画に収めました。こちらになります。