フィリピンのお菓子は日本に比べると桁違いに安いですし、ボリュームもあり、種類も豊富です。ただ多くのものは『日本の物とちょっとだけ違う感』があります。微妙にしょっぱかったり、油っぽかったり、甘かったりです。この傾向はお菓子の値段が安ければ安いほど如実に現れます。もちろん冬のない南国で生まれ育った人たちの味覚にあう商品を製造しているわけですので『日本の味と違う=美味しくない』などバカげた事を言うつもりはありません。ですがその中で日本人が食べてもおいしいと感じられると思われる格安のお菓子がありますので3つご紹介いたします。3商品の製造元はフィリピンのトップお菓子ブランドOishi(おいしい)社です。
一押しBread Pan
僕の一押しはBread Panです。パンを小さくブロック状にしてからっと揚げたものです。ほんのり甘く、香ばしいです。味が上品です。高級コーヒーのお菓子として出しても違和感がないです。正味量42g。5.75㌷。約12円です。
Bread Panは4つの味があり、味によってピンク、グリーン、紫など袋の色が異なります。写真は一番スタンダードのバター・トースト味タイプ。もし入手できる機会がある方はまずはこちらのスタンダードタイプをお試しあれ。
さらっとうまいKirei
外国にいるとたまに日本語がローマ字表記にされていて変なふうに使われているのを見かけます。このお菓子の名前はKirei(綺麗)。デコレーション・ケーキはたまに綺麗と言われたりしますが、スナック菓子は普通言われないでしょ。一口サイズのえび風味。同じOishi社からかっぱえびせんとそっくりなものが販売されていますが、油っぽいので僕は苦手です。Kireiはあっさりさっぱり。本を読む際のビールやソフトドリンクのお供です。僕は2袋連続で食べても胸やけしないです。フィリピンではあっさり系の食べ物が少ない事がこのお菓子に付加価値を与えます。
定番オニオンリングスナック
オニオンリングの形をしたスナックです。フィリピンだから特別というわけではなく日本のどこでもありそうな物です。この商品の値打ちは日本のどこでも食べられそうなものを一袋13円で買えるところ。注意点としてこの商品は袋を開封しなくてもしけやすいです。購入して3~4日以内に召し上がる事をおすすめいたします。同僚の日本人女性はこの3つの中ではオニオンリングが一番おいしいと言っていました。
正味量は16g。6.25㌷(約13円)。
どこで買える?
今回ご紹介させていただいたお菓子3種が同じコーナーに固まって陳列されていましたので写真に収めました。場所はアンヘレスシティ、バリバゴのフィールズアベニューにあるJJという24時間営業の大型スーパーです。上記お菓子はロビンソンなどの大手スーパー、ショッピングモールの中にある大型スーパーなどに置いてあります。
陳列されているお菓子の中身は各1袋分です。