Tから始まる中学英単語必修英単語24個
本日のテーマはアルファベットTから始まる中学英単語、必修英単語。単語数は24個です。
term【tˈəːm】(ターム)[br num=”1″]
Termは用語、専門語という意味。 Medical Termsは医学用語。その他任期、刑期など期間を表す意味もあります。A long-term policyは長期政策。
用語と期間、どちらも最重要単語です。
アメリカ大統領の任期(Presidential term)は4年。再選されるともう4年で都合最長8年です。初代のジョージ・ワシントン大統領が3選を固辞した故事から大統領は2選までというのが慣例となりました。ただこの慣例を破った人物がアメリカ史上ひとりだけいます。写真のフランクリンルーズベルト大統領は緊急時の対応(世界大戦と世界恐慌)を理由に4選を果たします。アメリカでは今でも彼の4選を支持する声、非難する声があります。ただし1951年にアメリカ憲法が改定され大統領の任期は2期までと正式に決まりました。
terminal【tə’ːrmənl】(ターミナル)[br num=”1″]
Terminalは末端にある、最後にくるという意味。そこから発展して公共バスの発着地、空港の発着地(ターミナル)になったのでしょう。
マニラ(ニノイアキノ)国際空港はターミナルが4つありそれぞれ2~3kmくらい離れています。フィリピン国内線に乗り換える場合にはフィリピン航空またはセブパシフィック利用以外バスやタクシー、専用シャトルなどでターミナル間を移動しなければならないので不便です。
test【 tést】(テスト)[br num=”1″]
試験と呼ぶよりテストと呼ぶ先生のほうが多いのではないかと思われるほど一般化しているTest(試験)という単語。私の通っていたアメリカの大学ではミニテストをQuiz(クイズ)と読んでいました。
text【 tékst】(テキスト)[br num=”1″]
Textはテキストです。ではテキストとはなにか?新聞、本などの本文の部分を指します。省略されていない原文という意味もあります。アメリカ英語でtextと言えば教科書の意味が含まれます。こちらはtextbookの省略後です。
than【ðǽn】(ザン)[br num=”1″]
Thanはよりは、よりもなど比較の補助として使われます。He is taller than I⇒彼は私より背が高い。Better than nothing⇒何もないよりはマシだ。花より団子の英語の似通った表現としてdumplings rather than flowersがあります。こちら団子ではなく餃子です。
that【ðət】(ザッツ)[br num=”1″]
Thatはこれ(this)に対してそれです。This bookはここにある本、 that bookはあっちにある本。
Thatはほとんどの人が知っている基本単語ですがallやitなど他の基本単語を付けるだけで会話で非常に頻繁に使われる英語らしい表現に変化します。That is all⇒それで全部だ⇒これでおしまい。 That is it!⇒まさにそれ!。
theme【 θíːm】(シーム)[br num=”1″]
Themeはテーマの事。昔から疑問に思っていたのですが英語の発音がシームなのになぜ日本語はテーマと発音されるようになったのかよくわかりません。主題、話題、題目など。today’s theme⇒本日の主題。写真はジンギスハーン像テーマパーク。
then【ðén】(ゼン)[br num=”1″]
Thenはあの頃、その他文章をつなぐ役割として、そして、それからという二つの重要な意味があります。知っていると会話がかなり楽です。Stock prices were much higher then.あの頃は株価はだいぶ高かった。The snow stopped, and then started again.雪が止んだと思ったらまた降り出した。NHKの教養番組に『その時歴史が動いた』というのがありました。英語に訳すとThe history moved thenになりますかね。
theory【θíəri】(セオリー)[br num=”1″]
Theoryはセオリー、理論、学説。セオリー通りに行けばなどの言い回しでも日本でよく使われるようになりました。[br num=”1″]The theory of evolutionはダーウィンの進化論。人間は猿人から進化した存在というダーウィンのセオリーは神に対する冒涜として20世紀アメリカ南部の州の裁判で争われました。進化論を教えた先生が逮捕されるという事件もありました。1991年に行われた「ギャロップ調査によれば、今でも47%のアメリカ人(大学卒でも4分の1)は「神がこの一万年のある時点で人間をほぼ現在の形につくった」と信じている」という[13]。1990年代にも反進化論運動は衰えていなかったといわれている。進化論裁判
アメリカが宗教の国だという事を思い知らされます。
there 【ðéər】(ゼア)[br num=”1″]
Thereはそこに、そこで、あそこでなどの意味。Here(こちら)に対するThere(あちら)です。I will be thereで、そちらに行きます。
Is, be などがつくとそこにという意味から離れてある、存在するになります。Are you there? ⇒あなたはそこにいますか?これは電話中に相手が返事をしなかったときに『もしもし』と言っています。
I want to refresh myself(リフレッシュしたいね。) There is a massage parlor near the station(マッサージ店が駅の近くにあるよ)。
thin【θín】(シン)[br num=”1″]
Thinは薄いです。電子器具や携帯などの薄さでよく表現されます。Ultra thin mobile phoneで超薄型携帯。人間に使う場合には痩せているです。本来あるべき体重より少ないという若干ネガティブなニュアンスが含まれます。褒め言葉で細いと使う場合にはSlimスリムです。発音はさしすせそのシではなく、上の歯と下の歯の間に舌をはさんで発するthなので注意が必要です。
thing【θíŋ】(シング)[br num=”1″]
Thingのシもth発音です。Thingは物、物体など。包括的に物を指します。I will get your thingsと言えばパーティーなどが終わりゲスト客をお見送りする時に『今あなたの手荷物を持ってきます』になります。
古典的スペースホラー映画に『惑星からの物体X』という名作がありますが原題はThe Thingです。『得体のしれないそれ』という意味でしょう。あまり使われませんがThingには幽霊、幻という意味も含まれます。
this【ðís】(ディス)[br num=”1″]
This is a penは中1の時に一番最初の英語の時間にならう表現ですが、実用的でないという非難の声もあります。たしかに『これはペンです』という表現を私も英会話で使った事がないです。そんな事外国人に言えば『いきなり何言っているんだ』と言われそうです。
Thisはこれ、ここ。
マイケルジャクソンの遺作にThis is itという映画があります。彼が亡くなる前日までのロンドン公演のリハーサルを収録したものです。This is itはこれこそがそれ⇒正にこれだよ、という表現です。これこそが私のエンターテインメントだ!というマイケルのファイナルメッセージになりました。
though【ðóu】(ゾウ)[br num=”1″]
Thoughは...であるが、...だけれどもという意味。通常そのあとに文章が付きます。Though he tried hard, nothing changed(彼はよく頑張ったが何も変わらなかった。)AlthoughやEven Thoughも似たような意味になります。
Even though Chris studied very hard, he failed the class. (クリスは一生懸命勉強したがクラスをパスできなかった。)アメリカの大学ではクラスでF(Failure)グレード(評価点)を一度取ると成績の平均値はガタっと落ちます。同じクラスを取り直したとしても前回取ったF(0点)は消えません。ですので卒業に必要な平均値を上げるためには他のクラスで優秀点数を取らなければならなくなります。アメリカの大学で卒業するのが難しいのはこのシステム(GPAシステム)があるからです。
thought【θɔ’ːt】(ソート)[br num=”1″]
ソーはThの発音です。Thoughtの意味は考え、思考、概念など。Great thoughts speak only to the thoughtful mind, but great actions speak to all mankind.(偉大な考えは思慮深い心にのみ伝達されるが、偉大な行動はすべての人々に伝わる。)セオドアルーズベルト大統領の言葉。
thread【θréd】(スレッド)[br num=”1″]
スはThの発音です。Threadは糸の事。今はスレッドと言えばスレと呼ばれるコンピューター用語のほうが日本では有名になりました。『英語: thread – 原義は縒り糸を構成している糸のうちの一本や、筋状の物体のうちの一本の筋などを意味する英語threadである。ここから派生し、同時進行する事象のうちの一つをあらわすようになった。』スレッド
throat【θróut】(スロート)[br num=”1″]
スはThの発音です。
Throatは喉の事。A sore throatは喉の痛み。Clear one’s throatは咳払いをする。
Scoopという単語で言及しましたニクソン大統領を辞任に追い込んだのはワシントンポストの2名の記者でしたが、彼らの調査内容が的確かどうか判断してくれた大統領側の人間がいました。別名Deep Throat。喉の奥。つまりなかなかみつけにくいというニックネームです。それ以来Deep Throatは「活動先の組織において要職に就き重要情報を漏洩させるスパイ」として使われるようになります。人気ゲームソフトメタルギアソリッドで敵側の情報を送ってくれている人物も自分をDeep Throatと名乗っていました。
through【 θrúː】(スルー)[br num=”1″]
スはThの発音です。
無視するという意味でスルーするという言葉が日本の若者の中で使われます。こちら英語のThroughから来ていますが無視するという意味はありません。Throughは...を通り抜けて、貫いて、中を通してなどの意味です。Pass through a tunnelでトンネルを通り抜ける、All through the nightは一晩中です。I am throughという会話表現があります。私は通り抜けたなので完了したです。I am through with my workで仕事が終わったです。
thumb【 θʌ’m】(サム)[br num=”1″]
サはThの発音です。Thumbは親指の事。Fingerという指の単語の部分で説明いたしましたがI have all thumbsは不器用、ぎこちない、ぶざまななどの意味になります。もし5本の指がすべて親指であればなにかと不便ですよね。
By thumbは親指によってですから、ヒッチハイクで、になります。ヒッチハイクを頼むサインです。
thunder【 θʌ’ndər】(サンダー)[br num=”1″]
サはThの発音です。
Thunderは雷、雷鳴。Lighteningはイナズマです。Lightening is followed by thunder(イナズマの次に雷音が轟く。)というふうに表現されます。なので同じ雷でもLighteningは光の部分、thunderは轟音の部分の意味合いが強いです。
日本では怒る事を雷が落ちると表現しますが、thunderにも同じような意味が含まれています。The thunder of the Church⇒教会の怒り、または威嚇。
ticket【tíkit】(ティケット)[br num=”1″]
新幹線チケット、映画館チケット、コンサートチケットなどticketは日本のカタカナ英語で定着しております。Ticketは切符、券、乗車券、チケットなど。Squareという単語紹介の時にシンディーローパーのコンサート会場でマリファナを吸っている観客たちのお話を紹介しましたが、実はこの時のConcert Ticketはダフ屋(Scalper)を通して購入したものです。本来20ドルのチケットですがコンサートがすでに始まっていて売れ残っていたので18ドルで売ってくれました。実にラッキーでした。会場に入場した時はまだ前座ステージでした。
tight【táit】(タイト)[br num=”1″]
Tightはしっかり固定した、堅い、ピンと張ったなどの意味になります。A Tight scheduleですとぎっしり詰まったスケジュールです。Tight shoesはきつきつの靴。Saveの単語の部分でもやりましたがtight-fistはケチです。Fist(こぶし)をTight(しっかり握り締める)⇒お金を掴んだら離さない⇒しみったれ、です。
till【tíl】(ティル)[br num=”1″]
Tillは...まで(ずーっと)、まではという意味。Untilという言葉も同じ意味になりますが、untillは文頭に来る場合が多いです。Fight till death⇒死ぬまで戦う。
ロードオブザリングという映画で同志だったはずのボロミアが主人公から魔力が秘められているリングを奪おうとします。すっかり仲間を信用できなくなりやけになった主人公がもうひとりの同志アラゴルンに魔力の指輪を差し出します。
それを黙って主人公に差し戻し、I will go with you till the endと答えます。あなたと最後まで一緒に進みます。つまり生死を共にする覚悟なので心配するな、とさとします
I’ll wait till noon⇒ 正午まで待ちます。
time【táim】(タイム)[br num=”1″]
タイムは時間、時刻、歳月の事。Time flies like an arrow⇒光陰矢の如し。時間の流れは万民にフェアです。世界で一番の権力と富を持っていた秦の始皇帝は不老長寿の薬を探そうと努力しましたが無駄でした。。
世界一のお金持ちビルゲイツは民間飛行機に乗る時にファーストクラスではなく、エコノミークラスを選択するそうです。理由はファーストクラスもエコノミーも到着時間が同じだからだそうです(You get there just as fast as flying first-class.)。Bill Gates Speaks
日本に出張に来たビルゲイツが国内を移動する際にファーストクラスの国内航空チケットをマイクロソフト東京支局から手渡されたそうですが無駄遣いだとさんざん叱ったそうです。どうも超大金持ちの金銭感覚はわかりません。
復習テスト
英語から日本語
英語 | 発音 | 日本語 |
---|---|---|
term | 【téndənsi】 | |
terminal | 【tə’ːrmənl】 | |
test | 【 tést】 | |
text | 【 tékst】 | |
than | 【ðǽn】 | |
that | 【ðət】 | |
theme | 【 θíːm】 | |
then | 【ðén】 | |
theory | 【θíəri】 | |
there | 【ðéər】 | |
thin | 【θín】 | |
thing | 【θíŋ】 | |
this | 【ðís】 | |
though | 【ðóu】 | |
thought | 【θɔ’ːt】 | |
thread | 【θréd】 | |
throat | 【θróut】 | |
through | 【 θrúː】 | |
thumb | 【 θʌ’m】 | |
thunder | 【 θʌ’ndər】 | |
ticket | 【tíkit】 | |
tight | 【táit】 | |
till | 【tíl】 | |
time | 【táim】 |
日本語から英語
日本語 | 英語 |
---|---|
時間 | |
・・・・まで | |
しっかり固定した | |
乗車券 | |
雷鳴 | |
親指 | |
を通り抜けて | |
喉 | |
糸 | |
考え方 | |
であるが | |
これ | |
物 | |
薄い | |
そこ | |
理論 | |
それから | |
題目 | |
それ | |
よりも | |
原文 | |
テスト | |
終着駅 | |
任期 |
あと323単語
本日学習した英単語数は25個。英会話ができる目安となる中学単語1,200個まで残り323個となります。
私も作成頑張ります。それではまた。
※当記事に掲載されている写真はすべて著作権フリーの写真サイト『Flickr』,『Pixabay』、『パクタソ』からの引用か、自分自身で撮影したものとなります。写真使用において万が一無料掲載期間の終了などなんらかの問題を発見された場合にはお問い合わせ欄からご一報いただければ大変感謝いたします。すぐに対応させていただきます。